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2016年シーズンのJ1クラブで専任のテクニカルスタッフがいるチームを調べてみた

   

U-23サッカー日本代表のU-23AFCチャンピオンシップによって注目されたのは、テクニカルスタッフによる相手チームの的確な分析です。特に、決勝戦の韓国戦は、後半に相手の運動量が落ちることを分析したテクニカルスタッフの分析結果通り、運動量の落ちた相手に3得点を挙げて逆転勝ち。テクニカルスタッフの分析だったことを、試合結果から証明してみせました。

U-23サッカー日本代表のテクニカルスタッフを務めていたのは、寺門大輔さん。2013年には東京ヴェルディのコーチを務め、2014年から、日本スポーツ振興センターのマルチサポート事業という部門に所属しながら、U-22選抜のテクニカルスタッフを務めていました。なお、U-23サッカー日本代表には、A代表のテクニカルスタッフを務めている湯浅理平さんも帯動していたそうです。

J1クラブでテクニカルスタッフがいるのは9チーム

J1のクラブの中で、「テクニカルスタッフ」および「分析担当」といった表記を用いてスタッフを紹介しているのは、ベガルタ仙台、鹿島アントラーズ、柏レイソル、FC東京、ジュビロ磐田、ヴァンフォーレ甲府、名古屋グランパス、ガンバ大阪の8チーム。今年から新たにスタッフとして追加されているのは、ヴァンフォーレ甲府、名古屋グランパスの2チームです。

サンフレッチェ広島の中下コーチのように、分析担当としてキャリアを積んでいることも分かる方もいるのですが、「コーチ」と表記されていたので、あえて除外しました。湘南ベルマーレの白石コーチも、「コーチ/分析」と書かれていたので、専任ではないと勝手に判断して、除外しています。

テクニカルスタッフの経歴は様々で、大学や専門学校で(たぶん)アルバイトで試合の分析を手伝っていたら、そのまま分析担当になったと思われる人(違っていたらすいません)。コーチの仕事として試合分析に関わっていたら、そのままテクニカルスタッフとしてチームに関わることになった人が大半のようです。したがって、多くのテクニカルスタッフがコーチングライセンスを保持しています。中には、ベガルタ仙台の杉崎コーチのように、データスタジアムで業務として分析を担当した後、Jリーグのチームに引き抜かれた人もいます。

テクニカルスタッフの重要性を示すガンバ大阪の成績

「テクニカルスタッフ」および「分析担当」という担当がいないチームは、コーチと表記されている誰かが、分析を業務の1つして担当しているのだと思います。ただ、選手の負荷を測定できるウェアラブル機器の発達や、ドローンやカメラおよび映像分析ソフトの発達によって、分析できるデータ量は飛躍的に増えました。したがって、試合の分析ならびに練習の分析の重要性は年々高まっているといえます。

現に、昨年Jリーグ3位、ナビスコカップ準優勝、天皇杯優勝、ACLベスト4と、最も安定した成績を残したガンバ大阪は、テクニカルスタッフとあわせて、和田一郎さんという長年日本代表のテクニカルスタッフとして活躍されていた方が、2015年シーズンからコーチに就任。2016年シーズンから、ヘッドコーチとして活躍が期待されています。余談ですが、ガンバ大阪の長谷川健太監督は、清水エスパルス時代は小井土正亮さんというテクニカルスタッフを登用するなど、試合分析を重視されてきた監督でもあります。

個人的には、テクニカルスタッフが専任でいるチームと、そうでないチームの成績がどう変わるのか。2016年シーズンは注目したいと思います。

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