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2017年J1第21節 アルビレックス新潟対川崎フロンターレ プレビュー「センターラインを早く越えろ」

   

2017年Jリーグ第21節、川崎フロンターレの対戦相手はアルビレックス新潟です。まず第20節までのデータを基に、アルビレックス新潟のデータから分析した特徴を紹介します。

ビルドアップに課題があるアルビレックス新潟

Football-LABのデータによると、シュート数を攻撃回数で割った「チャンス構築率」は9.3%でリーグ14位。攻撃回数は126.4回でリーグ3位なのですが、シュート数が1試合平均11.8本でリーグ14位と攻撃回数に対して、シュート数が少ないという特徴が伺えます。言い換えると「シュートチャンスを作り出せていない」のです。

他のデータを分析すると、1試合平均のボール支配率は42.7%でリーグ18位。1試合平均のパス数も330.2本でリーグ18位。そして、1試合平均の30mrライン侵入回数が33.0回でリーグ16位。つまり、アルビレックス新潟の攻撃の課題は「シュートチャンスを作り出せていない」ということと、「ボールを保持できず、相手陣内にボールを運べていない」だと読み取れます。

アルビレックス新潟のシュート成功率は、5.5%でリーグ18位。シュートチャンスを作り出す回数が少なくても、成功率が高いシュートチャンスを作り出し、確実に得点出来ていればよいのですが、残念ながら今のアルビレックス新潟は成功率の高いシュートチャンスも作り出せていません。

守備のデータを分析すると、シュートを打たれた数を攻撃を受けた回数で割った「被チャンス構築率」は、10.2位でリーグ8位。ボール支配率の割に、1試合平均の攻撃を受ける回数は127.9回でリーグ15位と低く、シュートを打たれる確率も高くなく、ある程度シュートを打たれる回数を抑える守備は出来ているといえます。

しかし、失点数をシュートを打たせた数で割った「被シュート成功率」は、15.3%でリーグ17位。相手に成功率が高いシュートチャンスを数多く提供している事がわかります。つまり、シュートを打たれるまでの守備にはそこまで問題はありません。問題は自陣ゴール付近の守備だということがわかります。

攻撃の開始は早く、終わりはじっくり

この試合は、川崎フロンターレがボールを保持して、アルビレックス新潟陣内で戦う時間が長い事が予想されます。この事を前提として考えた上で、注目したいのは「センターラインを早く越えられるか」です。

直近の川崎フロンターレの試合を観ていると、ボールは保持出来ているものの、なかなか敵陣にボールを運ぶことが出来ず時間がかかっていると感じます。谷口、エドゥアルド、大島、エドゥアルド・ネットの4人のパス交換でボールを失う事はないものの、相手陣内に入ったら、相手の守備が整っていて、なかなか攻撃を仕掛ける事が出来ず、無理して攻撃を仕掛けたところを狙われ、カウンターを受ける。そんな試合が続いています。

また、最近の試合を観ていて気になるのは、ボールを運ぶプレーが減っている事です。DFの選手がドリブルでボールを運ぶ、大島やエドゥアルド・ネットがドリブルでボールを運ぶプレーが減っているため、「出して、受ける」を繰り返しているうちに、受ける場所がどんどん自陣ゴールに近くなり、ますますボールが相手ゴール方向に運ばれない。そんな悪循環にハマっている気がします。

まずは、センターラインを素早く越える。そしてセンターラインを越えたら、じっくりボールを保持し、相手を押し込み、シュート成功率が高まるチャンスを作り出す。これを続ける事だと思います。続けていれば、相手の守備は崩せると思います。言い換えると、「攻撃の開始は早く、終わりはじっくり」といったところでしょうか。

8月の暑い日が続く時期に行われる中3日の試合で、コンディションが万全の選手は少ないと思います。ましてやアウェーなので、順位の差が示すほど簡単な試合にはならないと思います。どんな試合になるか、楽しみです。

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