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スポーツでもっと楽しい未来を作る

スポーツアナリストが解説者をやる時代がやってきた

   

昨日は、JSAA(日本スポーツアナリスト協会)の会員向けのイベント、「JSAAラウンジ」に参加させて頂きました。参加されて方の肩書を拝見すると、バレーボール、フェンシング、バスケットボールといった日本代表のアナリストの方々や、データを取り扱っている企業や様々な関係者の方とお会いし、色んなお話を伺うことが出来ました。

今回は、サッカー日本代表対チュニジア代表を観ながら、アナリストならではのスポーツの観方について会話をするというのがテーマだったのですが、予想以上にアナリストの方のスポーツの見方が面白かったので、僕自身刺激になりました。

アナリストのスポーツの見方は人と違う

面白かったのは、アナリストの方から「入力しないでスポーツを観るのは新鮮」という言葉が出たことです。スポーツを観る時に、「入力」という言葉は普通出てこないと思います。スポーツの現場で起きていることを、入力してある数値に置き換える。アナリストならではの言葉だな、と感じました。

なにより面白かったのは、僕の横に座っていたデータスタジアムの方が、野球担当だったので、ワンセグでゲームを観ていたのですが、データを交えながら、色々野球に関する小話を教えてくれて、勉強になりました。正直、目の前で行われているサッカーの試合より、野球の話の方が面白かったくらいです。

アナリストがスポーツ解説をやったら面白いのではないか

今回のイベントに参加して感じたのは、「アナリストがスポーツ解説をやったら面白いのではないか」ということです。今までは、元選手が、自身の感覚、経験、知識を元に、目の前で起こっている事象を分かりやすく解説出来るかどうかが、解説者に求められているスキルでした。スポーツで起こっていることは実際に体験、経験しなければわからないこともあり、元選手が解説者をすることが多かったのです。もちろん、テレビで放送する際、視聴者が知っている人の方が、話を聴きやすいというのも理由の1つです。

しかし、今後はアナリストのような人が、スポーツを解説するケースが増えるような気がします。スポーツのデータを、試合中にリアルタイムで参照できるようになったことで、元選手でなくても、データを切り口に、今起こっている事象を解説することが出来るようになりました。実際、WOWOWでNBAの解説をしているクリス佐々木さんは、NBAが出しているトラッキングデータを使って、解説をしているそうです。

元選手にしかわからない、身体の使い方や、緊張状態での心理、などは、データに置き換えられるものではありませんので、今後も解説者として求められる要素だと思います。ただ、今後はこれまで感覚を元に説明していた部分の幾つかは、データを元に説明したほうが、うまく説明出来ると思います。今後、元選手として解説していた人も、データを交えながら解説するスキルが求められるでしょうし、もしかしたら、元選手とアナリストがスポーツを解説するということが、今後増えていく気がしますし、ぜひ増えて欲しいと思います。データを使った解説が増えることが、スポーツの新たな楽しみを教えてくれるはずです。

追記

昨日、データスタジアムでサッカーのデータ分析をされている方と話していた内容を思い出したので、追記します。

試合が終わった後「相手が疲れて選手の距離が空いてきた」とか「攻守の切り替えが遅くなった」といった感覚として理解できる事象を、どうにか可視化出来ないかという話になりました。その時に出てきたのが、「サッカーの試合はサンプル数が少ないので、定義づけするのが難しい」という話。同じような場面が試合中にあまりないサッカーは、データの定義をまとめ、比較検討するのが難しいスポーツだという話をされてました。凄く勉強になりました。

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