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2016年J1ファーストステージ第16節 アビスパ福岡対川崎フロンターレ レビュー「タイトルを獲る力があることは証明した試合」

   

2016年Jリーグファーストステージ第16節、川崎フロンターレ対アビスパ福岡は2-2の引き分けでした。

前半後手に回った2つの要因

この試合は、前半9分、15分と立て続けに失点したことが、川崎フロンターレにとって、最後まで大きくのしかかりました。アビスパ福岡は、ウエリントンを狙ってロングパスを蹴ってくる攻撃を仕掛けてきました。予想されていた攻撃だったのですが、川崎フロンターレは上手く対応できませんでした。

上手く対応できなかった理由は、2点あります。1点目はウエリントンへの対応です。ウエリントンをめがけて蹴られるロングパスに対して、ウエリントンは川崎フロンターレのMFとDFの間で競り合いました。そのため、ウエリントンと競り合ったセンターバックの谷口とエドゥアルドが、ウエリントンに引っ張られてしまい、背後のスペースが空いてしまいました。

したがって、ウエリントンがヘディングで競り勝った後のボールを金森や邦本が狙っていたことが、前半9分の失点につながってしまいました。2失点後はエドゥアルド・ネットがマークについたことで、背後のスペースを狙われる回数は減りましたが、出来れば失点する前に対応したかったところです。

実は、第14節にジュビロ磐田と戦った時も、エドゥアルドがジェイに競り負け、競り合った後のボールを拾われ、チャンスを作られていました。その時も、エドゥアルド・ネットが対応したのですが、試合前の準備が上手くいっていれば、防げた失点のような気がしました。

また、エドゥアルドが負傷交代したように、本調子でなかったのも、2失点の要因だったと思います。試合開始直後のGKで城後に競り負けた時からジャンプ出来てなかったので、元々怪我を抱えた状態で、試合に入ってしまったのではないかという気がします。エドゥアルドの交代で入った井川は、守備の問題点を把握した上で、細かくDFラインの位置を調整し、マークをはっきりさせたことで、守備を安定させてくれました。しかし、エドゥアルドと井川の交代で、交代を1人使ってしまったことが、後々に大きく影響しました。

2点目は、エウシーニョが金森への対応で後手を踏んでしまったことです。エウシーニョは攻撃の時には、労を惜しまない動きと、正確な技術を駆使して、チャンスを作ってくれます。反面、相手がドリブルで仕掛けてきた時の対応があまり上手くありません。

この試合は、アビスパ福岡は金森を左サイドで起用してきたのですが、金森の動きにエウシーニョの対応が遅れ、相手にチャンスを作られる要因になってしまいました。後半から右サイドバックに武岡が起用されたことで、チャンスを作られる場面は減りましたが、守備の対応に交代を1人使ってしまったため、得点を奪うための交代に1人しか使えなくなってしまいました。このことも、後々に大きく影響しました。

最後のひと押しが効かず

攻撃は普段通りだったと思います。横に横に揺さぶりながら、相手の逆をとって縦方向にパスを出し、相手の守備を崩していくプレーは、中村憲剛がいなくても出来ていました。敢えて課題を挙げるなら、パスの強さやテンポが変わらなかったり、縦パスを受ける選手の身体の向きがゴールに背を向けている時が多かったり、ペナルティエリアの角のエリアを狙う動きが少なかったりといった点ですが、アビスパ福岡も人数をかけて守備をしていたので、崩しきるのは簡単ではなかったと思います。そこまで、ケチをつける程の出来ではなかった思います。

ただ、中村憲剛がいれば、課題として挙げた点に対する解決策を、プレーで表現してくれた気もします。影響は最小限に留められたと思いますが、3得点奪おうと考えた時、不在の影響を感じずにはいられませんでした。

そして、守備の安定、負傷者の交代に2人使ってしまったのが、試合結果に大きく影響しました。後半28分に追いついた時、ロスタイムも含めて、20分ほどの時間がありました。同点に追いつくまでのペースで攻め続けていれば、逆転も可能だったと思いますが、同点に追いつくまでにパワーを使ってしまったようで、最後のひと押しが効きませんでした。

最後のひと押しをするためには、交代選手の活躍が不可欠なのですが、起用できたのは1人だけ。セットプレーでチャンスが増えていたので、田坂を起用したのだと思いますが、田坂が入ってからさらにペースを上げることは出来ませんでした。田坂の出来もよくありませんでしたが、せめてあと1人、中野か三好を交代で起用できていれば、もっとチャンスが作れたような気がします。相手との実力差を考えても、勿体無い引き分けだったと思います。

チームとしてやれることはきちんとやった試合

ただ、チームとしてやれることはきちんとやった試合だと思いますし、チームの力がタイトルを獲得する資格があることは証明した試合だったと思います。。アウェーで勝ち点1を確保できたのは、悪い結果ではありません。鹿島アントラーズに抜かれてしまいましたが、リーグ戦はまだまだ続きます。1敗しかしてないのですから、引き続き今のチームが出来ることを続けていくだけだと思います。

次節は大宮アルディージャ戦。チケットは完売です。僕は1枚譲って頂けることになりましたが、子供のチケットがないので、あと1枚どうにかして手に入れて、試合に観に行きたいと思います。どんな結果になるかは分かりませんが、楽しみです。

追記:チケットは譲ってくださる方からご連絡頂きました。ありがとうございました。

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