ボーカリストが1人で楽器を演奏したアルバムは名盤である

2014/01/26

奥田民生のニューアルバム「OT COME HOME」をiTunesで買ったのですが、素晴らしいアルバムでした。全曲奥田民生が一人で全ての楽器を演奏したこのアルバムは、歌がストレートに伝わってくるアルバムになっていて、50分あっという間に聴けてしまいます。

O.T. Come Home

2,000円
(2014.01.07時点)
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僕が思うに、「OT COME HOME」のようにボーカリストが全ての楽器を演奏するというアルバムは、スタジオミュージシャンを集めて作られたアルバムより、作られた楽曲の歌がストレートに伝わってくる気がします。それは、ボーカリストが自分で演奏することで、知らず知らずのうちに自分が歌いやすいリズムやグルーヴを、演奏で作り出しているからだと思います。また、演奏することは本職でないため、アレンジで細かい事が出来ない反面、曲を活かすシンプルなアレンジがほどこされることで、結果的に楽曲の良さを活かすアレンジになっていることも、大きな要因だと思います。

僕は、ボーカリストが1人で複数の楽曲を演奏しているアルバムが好きです。そこで、「ボーカリストが1人で演奏して作られたアルバム」をピックアップして紹介したいと思います。

YOSHII LOVINSON「at the BLACK HOLE」

吉井和哉さんが”YOSHII LOVINSON”名義で作ったソロファースト・アルバム。THE YELLOW MONKEY解散後、「ソロで作るべきアルバムとは何か」というテーマで悪戦苦闘した結果、生まれたアルバム。ドラムにジョシュ・フリーズが参加しているが、それ以外の楽曲はほぼ吉井和哉が演奏。結果、BLACK HOLEにいるかのような独特の暗いトーンがアルバム全体に漂っているものの、どの楽曲も独特の高揚感があって、不思議と何回も聴いてしまうアルバムです。個人的には、吉井和哉さんのソロとしては最高傑作だと思います。

at the BLACK HOLE

2,000円
(2014.01.07時点)
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斉藤和義「斉藤」「和義」

アルバムで全ての楽器を1人で演奏するアーティストといえば、斉藤和義です。アルバムでは、ドラム、ベース、キーボード、ギターといった楽曲を1人で演奏しています。一昨年には「弾き語りライブ」を開催し、アルバム同様にドラム、ベース、キーボード、ギターといった複数の楽器を演奏し、音を重ねて1曲の楽曲を演奏する、といったことも披露していました。「やさしくなりたい」は「斉藤」に収録。

斉藤

2,100円
(2014.01.07時点)
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和義

2,100円
(2014.01.07時点)
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エレファントカシマシ「good moring」

エレファントカシマシの宮本浩次が、リズムマシンにあわせて一人多重録音で楽曲を作る面白さに目覚め、ほぼ一人で作り上げたのがこのアルバム。そして生まれた名曲が「ガストロンジャー」。最高です。

good morning

1,500円
(2014.01.07時点)
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山下達郎「ON THE STREET CORNER」

山下達郎が一人アカペラで歌った楽曲を集めた企画盤。これまでに3枚発売されています。山下達郎というボーカリストの実力を再確認出来るアルバムです。

山下達郎「ALTISAN」

ALTISAN=職人。山下達郎がほぼ全ての楽器を演奏して、作られたアルバム。「さよなら夏の日」「ターナーの汽罐車」「Endless Game」といった、山下達郎の歌の素晴らしさが堪能できる楽曲が収録されています。

ポール・マッカートニー「Flaming Pie」

ソロになってからのポール・マッカートニーはWingsというバンドを結成した時期もありましたが、この「Flaming Pie」では、ポール自身がドラムやベースも演奏してる楽曲が数多く収録されています。マルチプレーヤーとしてのポール・マッカートニーの実力だけでなく、ポール・マッカートニーのボーカリストとしての実力も堪能できるアルバムです。僕は「Young Boy」がお気に入りです。

Flaming Pie

1,500円
(2014.01.07時点)
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レニー・クラビッツ「GREATEST HITS」

アルバムで全ての楽器を演奏するといえば、レニー・クラビッツ。一人で演奏したと思えない、独特のグルーヴはデビュー当時衝撃的でした。

Greatest Hits

900円
(2014.01.07時点)
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R.Kelly「Black Panties 」

R&B界のマルチプレーヤーといえば、R.Kelly。一人でほぼ全ての楽器を演奏し、弦も含めたアレンジを担当しながら、1年〜2年に1度のペースでアルバムを作り続ける制作ペースは驚異的です。今回は最新アルバムをご紹介。

Black Panties (Deluxe Version)

1,800円
(2014.01.07時点)
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岡村靖幸「エチケット」

この人も、制作時は自分で全ての楽器を演奏します。敬愛するプリンスもそうでしたし、初期のスガシカオさんもそうでしたが、ファンクミュージックやってるミュージシャンというか、グルーヴにこだわるミュージシャンは、出来るだけ自分で演奏して録音しようとする傾向がある気がします。

エチケット(ピンクジャケット)

1,350円
(2014.01.26時点)
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いかがでしょうか。
もし、この記事を読んだ方で「ボーカリストが1人で演奏したアルバムに、こんなアルバムがある」というオススメの1枚があれば、ぜひ教えてください。

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