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真っ直ぐに進む海の男たち

   

僕は、NHKで放送されている「プロフェッショナル 仕事の流儀」が好きで、毎週放送を楽しみにしています。2014年11月10日に放送されていた、カツオ漁師の明神学武さんの回は思わず見入ってしまい、2回も観てしまいました。

穏やかな海の男

明神さんは、カツオ漁船の漁労長。最高責任者として、漁の戦略を一手に引き受けています。明神さんの船「第83佐賀明神丸」は、この10年間で4度も日本一の水揚げ量を記録しています。つまり、日本一のカツオ漁船のリーダーです。

カツオ漁船は年間300日もの間、漁に出る過酷な仕事です。漁師たちは、腕に覚えのあるだけでなく、一癖も二癖もある人ばかりです。しかし、明神さんは、漁師たちとは違って、非常におっとりした人柄です。漁師たちからも「こんなに穏やかな漁労長はいない」と言っていましたが、「こんな穏やかな人に漁労長が務まるんだろうか」と思うほどおっとりしています。口調も穏やかで、命令口調や声を荒げるような場面もありませんでした。

明神さんは、漁師たちを卓越した戦略と、目に見える結果で束ねています。総額6,000万円のハイテク機器を駆使して、読みや経験だけでなく、データを駆使して、カツオの居場所を分析し、誰もいない漁場で一人勝ちする。誰もいない漁場を開拓し続けた結果が、日本一のカツオ漁船のリーダーという地位を築き上げたのです。

みんな、家族のために働いているんだから

印象に残ったのは、船員たちの言葉です。番組の中で、船員たちは、「船の仕事はきつい」とつぶやきます。そりゃそうだと思います。寝る場所は畳一畳分。プライバシーはほとんどないといっていい現場です。でも、その言葉の後、こう続けます。

「でもね、結局これ(金)よ(笑)」

ある船員は、カツオ漁船の仕事について、こう語っていました。

「みんな、家族のために働いているんだから」

こんな言葉が、番組を観ていると、いちいちグッとくるんです。それは、漁師たちが精一杯生きているからなのだと思うのです。

海の男に惹かれる理由

僕は、「プロフェッショナル 仕事の流儀」で過去に放送された中で、ファクトリマネージャー 吉田憲一さんの回が一番大好きです。吉田さんは、世界最大級の洋上加工船のリーダー。明神さんと同じ海の男です。僕は海の男に惹かれます。それは、思い通りにならない自然と向き合いながら、真っ直ぐに前を向いて歩いて行こうとする男の姿に惹かれているからなのかもしれません。

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