辞書を使わずに洋書を読んでいると、簡単に読めるようになるという話

先日、「Homeward Bound」という本を読み終えました。250ページの洋書を読むのは大変でしたが、初めて文章量の多い本を読み終えたこと、意味がそれなりに理解出来たことで、少なからず自分自身が今まで抱えていた英語に対する苦手意識を払拭できた気がします。

実は、今週末はTOEICの試験があるのですが、試験勉強もそこそこに、以前買って、本棚でホコリを被っていた、パタゴニアの創始者であるイヴォン・シュイナードの「Let My People Go Surfing」という本を読み始めました。読み始めて、驚いたことがあります。以前は読み進めるのが苦痛でしかなかった文章が理解出来るようになっているだけでなく、「Homeward Bound」を読んでいる時よりも、読むスピードが上がっていたのです。以前は、10ページ読むのに1時間かかっていましたが、今は1時間あれば、30ページは読むことが出来ます。(まだまたゆっくりですが)

「Homeward Bound」を読んでいる時、正直最初は苦痛でした。しおりをつけたページから続きを読もうにも、続きの段落がどこかわからないなんてこともあり、何度も読むのを止めようと思いました。そんな時、いつも心の中で反芻していたのが、渡辺由佳里さんの著書「ジャンル別 洋書ベスト500」に書かれていたこの文章です。以前ブログで紹介しましたが、改めてご紹介します。

洋書を簡単に読めるようになるコツはただひとつ、「たくさん読む」ことである。また、たくさん読むためには、辞書を使わずに読むのが肝心だ。「でも、わからない単語をそのままにしていたら、意味がわからない」という方も、日本語の本を読むときには知らない単語や表現をそのままにして読んでいるはず。自覚がないのは、不明な表現を文脈で推測して補っているからなのだ。英語の文を読む時も、知らない単語が一定数以下であれば、推測して読みこなしてしまえる。それをくり返すうちに、驚くことに、知らなかったはずの単語の意味もわかるようになる。

だから、初めて洋書に挑戦する方には、「辞書を使わずに、知らない単語や表現を推測しながら読み続けることができる」レベルの本を選ぶことをおすすめする。そのレベルでスラスラと読めるようになったら、次のレベルに挑戦しよう。

また、最初は自分の好きなジャンルから始めよう。好きなジャンルだと、多少わからない単語があっても状況を想像しやすいからだ。本書では、参考に難易度を書いているが、ジャンルや文章のスタイルが自分の好みに合っているかどうかで個人差がある。それを念頭に選んでいただきたい。

「知らない単語が一定数以下であれば、推測して読みこなしてしまえる。」「それをくり返すうちに、驚くことに、知らなかったはずの単語の意味もわかるようになる。」というのは、本当にその通りだと思います。TOEICの試験があるので、英単語帳を開いて単語を勉強していると、以前は答えられなかった単語の意味が、なんとなく理解出来るようになっていて、自分自身驚いています。

せっかく買ったTOEICの参考書がホコリを被ってしまってますが、「Let My People Go Surfing」が読み終わったら、改めて書評書きたいと思います。

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