Tシャツが作り出した不思議な縁

2017年を振り返ると、人と人は、ひょんなことからつながるもんなんだなぁと思うことが、何度もありました。僕が実行委員として運営に携わった「SAJ2017」というイベントがあるのですが、このイベントでは今回初めてTシャツを作りました。実は、Tシャツを作る予定なんで、全くありませんでした。いつだったか忘れましたが、SAJ2017に関する打ち合わせの後に、「Tシャツを作りたい!」とメンバー内で盛り上がり、勢いのまま、製作を進めました。

Tシャツをデザインしてくださったのは、NewsPicksでデザイナーをしている星野美緒さん。星野さんに相談したところ二つ返事で引き受けてくださり、早速ラフ案を作ってくださいました。ところがメンバーにラフ案を見せたところ、かなり不評でした。その場で「これなら要らない!」と言われ、僕も怒って「これはラフ案だからちゃんとしたデザインはこれから作るんだよ!」と言い返したりしました。

ラフ案が不評だったのは、僕がきちんとイメージを伝えなかったのが原因でした。家に帰って、その日のうちにイメージをまとめ、星野さんに伝えてデザインを作って頂きました。SAJ2017のテーマが「THE GAMECHANGER」ということもあり、ある時期のナイキが打ち出していた、「反骨心」「アウトサイダー」「変革者」のようなイメージを、Tシャツのデザインに反映できたら嬉しい。そんな事を伝えました。星野さんは、要望を汲み取って、素晴らしいデザインを作ってくださいました。

Tシャツのデザインをメンバーに見せたところ、今度は大好評。当初は黒1色しか作らない予定だったのですが、急遽「スポーツアナリティクス甲子園」というイベントに登壇する学生向けに、青色のTシャツも追加で作ることになりました。そして、今まではスーツ着用だったスタッフは、当日はTシャツ着用。そして、懇親会は全員Tシャツを着用するということになりました。余談ですが、僕はこの日にあわせてスーツを買ったのですが、このドレスコード変更によってスーツの出番がなくなってしまいました。

実際に出来上がったTシャツを見たのは、イベント当日。スタッフや実行委員のメンバーが着ているのを見て、当日来てくださったデザイナーの星野さんが嬉しそうな顔をしていて、僕も嬉しくなりました。そして、当日登壇された筑波大学の河合准教授がTシャツを着ているのを発見した星野さんがツイートしたら、河合先生がツイートで返信してくださるということもありました。ちなみに、河合先生は本当に気に入ったみたいで、青色のTシャツも「欲しい!」とおっしゃってました。

なお、僕のFacebookではこの出来事を紹介したら、パナソニックでイノベーションを主導している馬場さんが「俺のも欲しい!」と書き込んでいました。NewsPicksにとっては馬場さんは大切な人だと思いますので、ちょっとは星野さんのお役にも立てたのかも。

そして、昨日実行委員のメンバーから聞いた話しなのですが、当日実行委員が着ているTシャツを見て、学生と思われる参加者が「これを買いたい!」と実行委員に言ったそうです。あまりにも「欲しい!」とねだるので、売り物ではなかったのですが、スタッフがその学生にプレゼントしたそうです。

思いつきで作ったTシャツですが、来年のSAJ2018を開催するなら(まだ具体的にはなにも決まっていないのです)、ぜひもう一度Tシャツを作りたいと思います。このTシャツがなければ、筑波大学の准教授と、NewsPicksのデザイナーの接点が出来るなんてなかっただろうなぁと思うのです。また星野さんに依頼しようと思うのですが、来年になったら有名になってるかもしれないし、ギャラも上がっているだろうから、引き受けてもらえないかもしれないなぁ。