書評「Super Salamander#01〜2017年テレビドラマ放談〜」

普段だったら、絶対に手に取らない本の書評を書きたいと思います。

ひょんなことから知り合った、こへださんという方が、12月というめちゃくちゃ忙しい時期にもかかわらず(僕もいろいろ頼み事をしていたし)、「コミケに申し込んだら当選したから同人誌作るよー」とTwitterに書き込んでいるのを読み、面白そうなので、勢い余って「読みたい!」と言ったら、手元に届いたので読んでみました。

ちなみに、こへださんという方は、このような2人(猛獣たちとも読みます)のパネルディスカッションのモデレーター(猛獣使いとも、お母さんとも、先生役とも読みます)をしてくださったり、

箱根駅伝に対する愛が余りすぎて、箱根駅伝関連のツイートをSNS分析ツールを使ってガチで分析してみたり、(冒頭にデータの定義が掲載されていて、めちゃくちゃ手がこんでおります。)

そして、愛が余りすぎて箱根駅伝のイベントに登壇するらしい、という方でもあります。(2018年はぜひ「アンパンマン号」について語っていただきたい)

そんなこへださんが、「コミケにブース申し込んだら当選したから慌てて作った」という同人誌があると聞き、入手させて頂きました。その名も「Super Salamander #01〜2017年テレビドラマ放談〜」。

「2017年に放映されたテレビドラマに何らかネタがかすっていれば何書いてもOKです!!」と原稿を様々な方に打診した結果、「モデルプレスはなぜそんなに「悶絶」しているのか?」「初めての役者沼は、「語彙とエピソード堕ちでした」「「半沢直樹」しか知らないあなたが次に観るべき堺雅人はコレだ!」「綾瀬はるかの厄除け力」など、テレビドラマにかすっているかは分からないけど、書き手の皆様のドラマへの愛が溢れすぎてて、はみ出しちゃってるような粒ぞろいの原稿が集まりました。どれも傑作です。

皆様よくも、師走の忙しい中で、これだけ濃密な原稿を書く時間があったもんだなぁと感心します。関係各所に迷惑がかかっていないか心配になります。

僕は、こういう「大人が真剣にやる遊び」が大好きです。

仕事か、遊びか。無料か、有料か。この同人誌は500円払わないと読めませんが、普段真面目に仕事をしている人たちが、仕事では活かしきれていない(出し切れていない)スキルと、(仕事以上の)真剣さをもって取り組んでいる「真剣な遊び」が本につまっていて、最近読んだ本の中では一番おもしろい本です。こういう本が読みたいんだよなぁ。