nishi19 breaking news

スポーツでもっと楽しい未来を作る

部分から作る日本。全体から作る西洋

      2012/12/13

加藤周一 日本文化における時間と空間
鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」の加藤周一さんを語る回を聴いていた時に語られていた、日本と西洋との、物を作る方法の違いが、とても興味深かったです。

住居の作り方に例えると、西洋は設計図を作って、全体を把握してから、作り始めるのだが、日本は床の間から、というより床の間に使う取手の金具を作ることから始め、必要に応じて増築していく、という作り方をしているのだそうです。

「ジブリ汗まみれ」によると、宮崎駿の映画の作り方は、日本の住居の作り方と同じような作り方をするのだと言います。例として挙げられていたのは、「ハウルの動く城」に出てくる城です。あの城は、まず大砲から書き始め、大砲の周りに部屋を増築していった結果、あのようなヘンテコな城が出来上がったのだそうです。ジブリ美術館も、そのような作り方で出来上がった建物なのだと、語られています。

僕はWebサイトを作る時に「あるべき姿」という、完成図を作ってから、制作を進めていくように、と先輩から教えられてきました。
ただ、個人的にこのような進め方に、疑問を感じてきました。「あるべき姿」はあくまでも仮説であって、完璧な形を保証するものではない。もっと良い方法があるにも関わらず、「あるべき姿」を実現させようとして、最善策をとれないことがあるのではないか、と思うのです。

全体を俯瞰して作るのではなく、部分から作る。自分ならどう実現させるか考えて見たいと思います。

 -