反広告社と「恋は、遠い日の花火ではない」

2012/11/14

最近Twitter経由で、「反広告社」という既存の広告をコミカルに風刺した画像をアップしているWebサイトを発見しました。
このWebサイトを見て思い出した広告に、サントリーのOLD WHISKYの広告のコピーに使われていた「恋は、遠い日の花火ではない」というCMです。
長塚京三さんと田中裕子さんが出演していて、上司と部下の関係でありながら、どこか怪しい男女関係を匂わせるCMの設定が、
当時子供だった僕にとって、ぼんやりと大人の世界の奥深さがわかったような、わかってないような感じがして、やけに印象に残っています。

反広告社」のメッセージや意図するところは、正確にはわかりかねるのですが、
僕なりに解釈すると、CMで製品や企業そのものの魅力を伝えるのではなく、
登場人物の背景や心象を伝えることで、逆に製品や企業の魅力を浮きぼりにさせる、
そんなCMが少なくなったことに対する”反対”のメッセージが、反広告社の”反”という文字に現れているのでは、ないのでしょうか。

僕自身、広告批評が廃刊になったこともあり、今のCMの実情を把握しているわけではありませんが、
「恋は、遠い火の花火ではない」のような、広告は見られない現状は、とてもさびしいと思うわけなのです。

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[CM] サントリーオールド 長塚京三、田中裕子

今日も読んで頂きありがとうございます。
過去のCMで面白い動画がいくつかYouTubeにアップされていたので、
今後機会があれば、紹介していきたいと思います。