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新国立競技場の公開コンペについて思うこと

      2012/11/17

昨日2018年に完成する新国立競技場のデザインが、ザハ・ハディド・アーキテクトが設計したデザインに決まりましたね。

今回、スタジアムの設計者を決めるにあたって、すごくよかったのは公開コンペを行ったことです。コンペの資格のハードルが高いという意見はあるようですが、まずは、こういった大規模の建築で、日本できちんとした公開コンペが行われたことを評価すべきだと思います。審査委員長を担当していた安藤忠雄さんの取りまとめも、プラスに働いたのだと思います。さすがです。

残念だったのは、Webサイトに掲載されていたのが、設計者が提出したイメージ図だけだったことです。公開のコンペであるならば、少なくとも設計者がどのような意図で設計をしたのか、知りたかったです。文章で伝えるスペースを設けてもよいのでは?と思いました。

僕もWebサイトからすべての作品を見させていただきましたが、ザハ・ハディド・アーキテクトの作品が最も好みでした。理由としては、スタジアムの傾斜がきつめに設定してあって、後ろの席からでも見やすそうだということ。陸上トラックを使用しないときは、座席が可変するような工夫が施されていること。最寄の建物との親和性や導線に配慮して設計されていることが理由です。

他には伊東豊雄さんのスタジアムが、最も実現可能で現実的かもなんて思ったのですが、トラックとスタジアムの距離が離れすぎていて、サッカーの時に見づらそうなのが残念でした。日本の建築家がスタジアムを作ると、なぜかグラウンドとスタンドの距離を広く取ったり、スタンドの傾斜がゆるくなりがちです。スタジアムのお客は遠い席からでも、よいプレーを観に足を運びます。その点を考えて、設計してほしいなぁと思います。

新しい国立競技場の完成は2018年。今から楽しみです。

今日も読んでいただきありがとうございます。
今日はJリーグ終盤戦。優勝争いも残留争いも大詰めです。

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