「力を入れず」に「力を抜く」ために、「一口食べる」

桜井章一さんの「体を整える ツキを呼ぶカラダづかい」という本を読んでから、「力を入れる」ことより、「力を出すために力をどれだけ抜くか」ということを意識するようになりました。この本を読めば読むほど、「力を入れる」ということより、「力を抜くこと」の方が、いかに難しいかということを、実感します。

言葉遊びのようになりますが、「力を入れる」ということは、決して「力を出す」ということと同じ意味で使われているわけではない、と思います。「力を入れる」ということに対しては、「力む」という言葉があるように、力を入れて何かに取り組むことは、いい意味で使われていないという印象があります。むしろ「力を入れる」ことは、無駄な力みにつながり、「力を出す」ことには繋がらない、と感じるのです。

「力を抜く」という言葉は、どうしても「手を抜く」という言葉と同じ意味に取られがちです。でも、厳密に言えば意味は全然違います。

「手を抜く」ということは、スべき手順や手間を抜くこと、であって、決して「力を抜く」ことではないのです。「力を抜く」ということは、無駄な力を使わず、スべき手順に最適な力を使う、という意味であると考えると、「力を抜く」という事を意識することが、よい仕事につながるのだな、と感じます。

桜井章一は、力を抜くためのコツとして、「一口食べる」という感覚で、力を使うと良い。と語っています。僕は「一口食べる」を「つまみ食い」と言い換えて考えています。

「つまみ食い」する時に、意気込んでつまみ食いする人は、あまりいません。軽い気持ちでつまみ食いをする人が、ほとんどだと思います。「つまみ食い」するくらいの軽い気持ちで、体の力を使うことが、結果的に「力を抜く」という事につながるのだと思います。でも、これが難しい。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。
今日も「一口食べる」くらいの感覚で、仕事に取り組んできます。