嫁に「今の社会が理解出来る本」としてすすめた1冊。書評「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」(ちきりん)

2014/07/22

嫁から「今の社会のことが、私でも理解できる本を教えて」と言われておすすめしたのが、本書「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」です。本書は、IT化やグローバリゼーションなど、現代社会で起こっている変化を読み解き、どう対応すべきか、未来の働き方を提案した1冊です。

嫁にススメた理由

なぜ、本書を嫁にすすめたのかというと、現代社会で起こっている変化と、それに伴う働き方の変化について書かれた書籍は、ビジネスマン向けに書かれている本が多く、嫁のように子育てをしている主婦が読んで理解できる本はほとんどありませんが、ちきりんさんの著書は、読みやすい構成と文体で書かれていて、嫁のような人でも読みやすいと思ったからです。

主婦を取り巻く環境

嫁は結婚とともに会社を辞め、専業主婦となり、出産後は子育てに専念しています。嫁のように一度専業主婦になってしまうと、なかなか元のように仕事に復帰することは出来ません。パートタイムで働こうとしても、コンビニやスーパーの店員は外国人の労働者も増え、主婦が働ける仕事は、少しづつ減っている気がします。

資格と取得して、少しでもよい条件で働こうとしても、資格を取得するには時間も労力も費用もかかりますし、何より主婦は、取得するために必要な「時間」を確保するのが大変です。また、資格を取得しても、実際はほとんど求人がない仕事も少なく無いと聞きます。

でも、主婦には現状を把握し、対応するための情報を得る機会がありません。社会の接点や情報のソースも限られており、得られるのはうわさ話や人の悪口ばかり。本当に自分の問題を解決するために必要な情報は、誰も教えてくれないというのが、現実です。

主婦は何も知らないほうが都合がいい人がいる

では、なぜ主婦には、現代社会で起こっている変化を読み解き、どう対応すべきか。未来の働き方がどうなるのか、情報を得ることが難しいのか。それは、いくつかの理由が考えられます。身近な存在である夫が、今後起こりうる変化について把握していないということも理由のひとつだと思いますが、大きな理由は、「主婦が今のままでいることが都合がいい」と思っている人が、現代社会に多数存在するからだと思います。

何も知らずに、今のまま家にいて欲しい。働くとしても、パートタイムで働いて欲しい。だから、現実の社会に関する情報は与えない。知らず知らずのうちに、こうした考えに主婦は囲まれている気が、本書を読んでいると感じます。

なら、どうするべきなのか。そのヒントは、本書に書かれています。
男性が読んでもためになる1冊ですが、特に女性に今後の人生を考える上で読んでもらいたい1冊です。

参考記事

普通の門とピンクの門(Chikirinの日記)

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