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スポーツでもっと楽しい未来を作る

ビジネスも、政治も、社会問題も、スポーツが全て教えてくれた

   

現在NewsPicksで連載されている、「FIFA帝国の崩壊」という記事を、興味深く読ませてもらっています。この連載を書いているのはスポーツライターの木崎伸也さんなのですが、スポーツの観点だけではく、政治、世界情勢、社会問題といった様々な観点から、FIFAの事件を解説しようと試みています。

現代社会の問題が集約されたFIFA問題

FIFAの問題は、ブログで書こうと思ったこともあったのですが、問題が起こった要因が複雑で、まとめるのが難しく、ブログで書こうとは思えませんでした。

FIFAの放映権をコントロールしてきたISLの倒産、ISLを作ったアディダスの創始者アドルフ・ダスラーと電通の関係、FIFAの会長選挙、スイスフランショック、FIFAのパレスチナへの救援物資の搬送をイスラエルが拒否した問題、そしてアディダス(ユーロ)の利権を狙うナイキと支援するアメリカと阻止しようとするロシア、ドイツ、フランス、などなど、この問題の背景には、様々な要因が絡んでいます。理解するのは簡単ではありません。

だからこそ、FIFAの問題には、現代社会の問題が全て集約されているとも言えます。

掘り下げていけば、グローバル企業がいかに強い影響力を持っているか、そしてタックスヘイブンを活用して富を蓄えているか、といった事も理解できます。ユーロ圏とアメリカは、現在様々な場所で利権争いを繰り広げていますが、FIFAもその1つであることが、詳しく調べると分かっています。つまり、FIFAの問題は、現代社会の問題を理解するのに、とてもよいコンテンツなのです。

スポーツを通じて他の分野の事を深く理解する

スポーツで起こっている問題や、出来事を掘り下げていくと、関連する他のテーマを理解するのに役立ちます。

Apple WatchやGoogle Glassといったウェアラブルデバイスが話題になった時は、スポーツの現場でどう活用されているか、今後どんな活用方法があるか考えることで、より深く理解することが出来ました。(詳しくは「スポーツにウェアラブル端末が不可欠な時代」という記事をご覧ください)

また、企画のアイディアを考える時は、川崎フロンターレの取組が凄く参考になります。サッカーに興味がない人にスタジアムに来てもらうために、地域との繋がりを深めるために、川崎フロンターレは様々な取組を行っています。

FCバルセロナというチームのサッカーが好きになれば、自然とFCバルセロナというチームのバックグラウンドにも興味をもつはずです。

FCバルセロナのキャプテンマークが、なぜカタルーニャ州の旗の色をしているのか。なぜ、FCバルセロナが「クラブ以上の存在」という理念を掲げているのか。なぜ、カタルーニャ州の独立運動をペップ・グアルディオラが支援しているのか。そして、なぜFCバルセロナの胸スポンサーはカタール航空なのか。そして、なぜ2014-15年シーズンで退団したシャビ・エルナンデスがカタールに移籍したのか。こうした、サッカーのグラウンドで起こっていること以外に目を向けると、様々な事を深く、分かりやすく理解することが出来ます。

スポーツを通じて他の分野の事を深く理解する

僕にとってのスポーツは、他の人にとっては音楽かもしれません。アートかもしれません。アーティストの村上隆さんの著書「芸術起業論」は、アーティストといえどもビジネス感覚、マーケット感覚を持ちあわせていなければ生き残っていけないことを、読者に教えてくれます。

僕は、ビジネスも、政治も、社会問題も、文化も、すべてスポーツを通して学んできました。スポーツへの興味を深めれば、様々な世界を知ることが出来る。それが、スポーツが人を虜にする要因の1つなのだと、僕は考えています。

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