川崎フロンターレの2014シーズン戦力分析-GK&DF編-

2015/01/30

2014年1月11日に、川崎フロンターレの2014シーズンの新体制発表記者会見が行われました。新加入選手は、期限付き移籍から戻ってきた安藤駿介を含めて、8人。昨シーズン終盤から移籍した選手が9人ということで、1名減の29名でシーズンを戦うことになります。

そこで、僕なりに今年の戦力を分析してみました。今回はGKとDF編です。

GK:昨シーズンと変わらず。足元のうまいGKは必要ではなかったか。

GK:西部、杉山、安藤(復帰)、新井

GKは安藤駿介が期限付き移籍から復帰。高木駿がジェフに移籍しましたが、基本的には昨シーズンと変わりません。昨シーズンは西部が28試合、杉山が20試合に起用されましたが、今シーズンも2人の併用が続くと予想されます。

共にシュートストップの技術は高いので、どちらが起用されても守備の不安はないのですが、2人とも足元の技術が高いGKではないので、現在取り組んでいるサッカーは、GKでも足元の技術が要求されるサッカーなので、足元の技術が高いGKをこのオフに獲得するという選択肢はなかったのかな。と思ったりしました。ただ、このオフの補強での優先度としては低かったのではとも想像できます。

最後に、第4GKの新井章太について一言。今回の新体制発表会見では、ニコ生にスーツモデルにと大活躍でした。ああいう明るいキャラクターを発揮して、前向きに練習に取り組んでくれる人物が、第4GKを務めているチームは強いです。試合には出てませんが、間違いなく貴重な戦力です。

DF:サイドバックの選手層はJ1屈指。左CBのバックアップに不安。

右サイドバック:田中、武岡、(小宮山)、(實藤)

武岡の獲得で、右サイドバックの選手層は厚みを増しました。武岡には、左サイドの登里同様にボールを持って敵陣に運んで攻撃を組み立てる役割が期待されています。田中裕介が出来てなかったわけじゃないのですが、登里のビルドアップ能力が高いので、比較すると見劣りしていたのも事実です。誰がポジションを獲得するのか、楽しみです。

また、昨シーズン終盤は小宮山が右サイドバックに起用され、安定したプレーを披露していて、バックアップの目処が立っているうえ、實藤もこのポジションをこなせるので、長いシーズン戦う上で、選手層、実力共に不安はありません。

左サイドバック:登里、小宮山、福森、山越

僕はJ1で最も左サイドバックの選手層が厚いのは、川崎フロンターレだと思います。4人とも他のチームでは、レギュラーとして活躍していてもおかしくありません。

攻撃力も高く、レナトとのコンビネーションが素晴らしい登里、1対1に強く、右足のシュートに定評がある小宮山、左足の正確なキックが持ち味の福森、運動量と正確なつなぎが持ち味の山越、誰が出てもそれなりのレベルでプレーしてくれます。

今は、登里が攻撃力を武器にポジション争いをリードしていますが、今年は怪我で出遅れることが予想されるので、開幕戦は他の選手が出ていても不思議ではありません。個人的には、2012シーズンに途中加入してチームを支えてくれた、山越の巻き返しに期待です。

センターバック:ジェシ、井川、中澤、實藤

サイドバックに比べると、選手層が薄く感じるのが、センターバックです。昨シーズン終盤は、ジェシと井川がコンビを組んだことで、失点が減っただけでなく、攻撃の組み立てがスムーズになりました。

しかし、2人のうちどちらかが怪我で欠場すると、攻撃の組み立てが悪くなり、相手のプレスに引っかかる場面がみられました。特に井川が欠場すると、左CBに求められる左足で正確なフィードが出来る選手が他にいません。中澤も實藤も右CBの方が得意です。ジェシは左も出来ますが、右で起用したほうが持ち味が発揮できます。

CBは昨シーズン怪我が多かったポジションです。したがって、4人しかいないのは不安なので、最終的には誰かコンバートするんじゃないかと思ってます。

稲本は、最近のインタビューでCBへのコンバートを希望する発言をしていたりしますし、新加入の谷口は、大学時代はCBを務めていたこともありました。個人的には、左足の正確なフィードを活かすためにも、福森のコンバートを期待しています。

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