川崎フロンターレの2014シーズン戦力分析-MF&FW編-

2015/02/01

2014年1月11日に、川崎フロンターレの2014シーズンの新体制発表記者会見が行われました。新加入選手は、期限付き移籍から戻ってきた安藤駿介を含めて、8人。昨シーズン終盤から移籍した選手が9人ということで、1名減の29名でシーズンを戦うことになります。

そこで、僕なりに今年の戦力を分析してみました。今回はMFとFW編です。

MF:厚みをました選手層だが、レナトの代えはいない

ボランチ:稲本、山本、谷口(新加入)、パウリーニョ(新加入)、(大島)

昨シーズンは、稲本と山本のコンビがスタメンに定着し、安定したパフォーマンスを披露していました。そこに、大学No1ボランチと呼ばれる谷口と、ボール奪取能力に定評があるパウリーニョの加入で、選手層は厚みを増しました。

フロンターレには、大島、森谷、中村、福森とボランチも出来る選手が多く、左サイドバックと同じくらい選手層の厚いポジションなのですが、稲本の代わりになれる「ボールを奪える」人材はいませんでした。

したがって、パウリーニョや谷口の加入は本当に大きいです。チームの弱点を的確に補強することが出来ました。

サイドハーフ:レナト、小林、森谷、大島、金久保(新加入)、(登里)、(武岡)

昨シーズンは、小林、大島、森谷といった選手が出場した右サイドの候補として、トップ下もこなせる金久保が新加入したことで、右サイドハーフは更にレギュラー争いは激しくなりそうです。このポジションは、相手や選手のコンディションによって、起用する選手を選んでいくのではないかと思います。

気になるのは、左サイドハーフです。絶好調時のレナトのパフォーマンスに疑いの余地はありませんが、怪我が多い選手です。そして、レナトが欠場した時のチームは、明らかに攻撃力の低下がみられました。これは、レナト以外の選手が、ドリブルで相手を抜いたり出来ないからだと思ってます。パスをつないで攻撃するチームにとって、レナトの存在は強烈なアクセントになっています。

だからこそ、2014シーズンにむけて、ドリブルで局面を打開できる、もしくは足の速い選手を1人獲得しておくべきだったんじゃないのかなと思うのです。個人的には、センターバックの補強より、優先度が高い補強だと思ったのですが、実現されず残念です。そして、2年前に移籍した楠神の穴は大きいなぁなどと感じるのです。

トップ下:中村、可児、(森谷)、(金久保)

中村憲剛がトップコンディションであれば問題ないのですが、昨シーズンは小さな怪我による欠場や、途中出場があったので、将来をみすえて、可児を獲得できたのは、大きいです。ただ、このポジションは、森谷もそれなりのクオリティでプレーしてくれますし、金久保を補強したことで、選手層に不安があるポジションというわけでもありません。いざとなれば、大久保もプレーできます。

FW:森島の加入も大きいが、最も大きな補強は安柄俊

FW:大久保、森島(新加入)、安柄俊

怪我が多かった矢島の代わりに、実績のある森島を獲得できたのは、非常に大きいです。大久保は今シーズンも計算できますが、20点以上とってくれるかどうかは、正直未知数ですし、FWに森島、トップ下に中村と大久保が並ぶ。なんて選択肢が増えたのも大きいです。ACLでの戦い方を考えると、高さと強さのあるFWの獲得は必要でしたし、森島は技術も高い選手なので、適応すれば十分活躍出来ると思います。

個人的には、今年のFWの最大の補強は安柄俊だと思ってます。昨年は、膝の故障で1試合のみの出場となってしまいましたが、昨シーズン終盤にはチーム練習にも合流し、今シーズンはキャンプから稼働できます。スピードと強さとテクニックを備えた安柄俊が怪我なくプレーすることが出来れば、レギュラー争いもさらに激しさを増していくはずなので、誰がスタメンで出場するのか、楽しみです。

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