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川崎フロンターレの2015年シーズンを予想するポイント 第3回:来年は3バックで戦うのか

   

以前、「川崎フロンターレの2015年シーズンに向けての選手補強ポイント」という記事を書いたら、思わぬ反響を頂きました。反響が合った理由は、たぶんチームがどんな方針で補強をしているのか、1人1人の選手の移籍情報だけ追いかけていると、わかりにくかったので、こうしたまとめ記事を読みたい方がいたのではないかと、勝手に推測しております。私的たっぷりに書いた記事だったのですが、そこまで外れてもいないんじゃないかと思っています。

そこで、今回から3回にわたって、「川崎フロンターレの2015年シーズンを考えるポイント」と題して、現時点で未確定のポジションや、シーズン終盤の選手起用などから、2015年シーズンにチームがどんな戦い方をするのか、私的たっぷりに書いてみたいと思います。第3回は「来年は3バックで戦うのか」です。

3バックで戦うのではないかと思う理由

前の記事で触れましたが、来年の川崎フロンターレの戦い方で注目しているのは、DFラインです。2014年シーズンのラスト2試合を観ていると、DFラインの高さとメンバーが明らかに変わりました。3バックを導入し、武岡、谷口、車屋の3バックになり、高さより速さに強みを持ったメンバーでDFラインを組むようになりました。

僕は、来年の川崎フロンターレは3バックで戦うのではないかと予想しています。理由はより攻撃的に戦うために、前方に選手を配置したいからです。どうしても押し込まれた時は、MFの選手がDFラインに下がって守ることもあると思いますが、基本的には相手を押し込んで崩すことを考えると、攻撃時に多くの選手を前方に配置し、選択肢を増やしておくことが必要だからです。

ユベントスをイメージさせる「3-5-2」

風間監督は筑波大学のラストシーズンは、3-4-3のフォーメーションを採用していました。3-4-3のフォーメーションのメリットは、パスコースが作りやすいという点にあります。反面、DFラインに人が少ないので、相手に攻撃されると脆いフォーメーションでもあります。

僕は3-4-3に魅力を感じていますが、2014年シーズンのラスト2試合は、3-5-2のフォーメーションで戦いました。DFラインのボールの回し方は、同じ3-5-2を採用しているユベントスっぽいと思う部分もありましたし、守備の時は3バック、攻撃の時はボランチがDFラインにおりて4バックになるなど、攻撃の時と守備の時はフォーメーションを変えて戦っていくのかもしれません。

攻撃するための守備

ただ、風間監督は常々「フォーメーションは関係ない」と語っています。サッカーのフォーメーションとは、守備の開始位置を現しているので、チームに攻撃的な姿勢を植え付けるために、風間監督はあえて「フォーメーションは関係ない」と言い続けてきた節があります。

しかし、もう3シーズンも指揮して、チームにも、サポーターにも、風間監督の考えは浸透してきました。ただ、浸透した分、「守備の事を全く考えてない」「ゾーンディフェンスを理解してない」といった批判も聞かれるようになりました。

風間監督は考えてないのではなく、攻撃の事を優先して伝えることで、チームの考え方を変え、浸透させることを優先してきたのだと思います。ようやく3年かかって、チームには攻撃のメソッドが根づいてきています。だからこそ、来年はより攻撃的に戦うことと、攻撃に戦うための守備の整備を本格的にやるのではないかと思っています。その第一歩が3バックの導入だと、僕は考えています。

高さより速さ

川崎フロンターレの新たな3バックは、かつて「川崎山脈」と呼ばれた、高さと強さに特徴をもった3バックではありません。むしろ、技術と速さに強みがある選手を揃えた3バックです。その象徴が、武岡の起用です。武岡の特徴はスピードのあるドリブルだとばかり思っていましたが、シーズン後半は1対1の守備が強さを武器に、レギュラーを奪いました。車屋もスピードを武器に、1対1の対応に強みを持ったDFです。ジェシと井川がセンターバックを組んでいた2014シーズンの序盤とは、DFラインに求めるものが全く変わっています。中澤聡太の移籍が噂されているのは、DFラインにもとめるスキルが変わったことの象徴だと思いますし、個人的な予想ですが、スピードがない井川は、厳しい立場に置かれるんじゃないかと思っています。

ブラジル人DFを獲得するとしても、たぶんジェシのような強さと高さに強みを持ったセンターバックではなく、スピードのある若いセンターバックを連れてくるんじゃないかと思います。近年、ブラジル人センターバックは優秀な人材が多いので、いい選手を獲得するのは簡単ではありませんので、時間をかけて、じっくり獲得交渉が進んでいると思われます。

谷口に求められるリーダーシップ

そんなDFラインのリーダーは、谷口になると思います。谷口の魅力は技術の高さと、スピードと強さを兼ね備えた身体能力の高さです。新たな川崎フロンターレの戦い方を推し進めるには、うってつけの選手です。

2014年シーズンは新加入選手ということもあり、よいプレーをした分だけ評価されました。しかし、2015年シーズンは、今まで通りのプレーをするのは当たり前で、より高いレベルのプレーを、シーズンを通して続けることが求められます。2014年シーズンは、シーズン終盤は疲れからか、明らかにパフォーマンスが落ちました。2014年シーズンなら「疲れてるんだね。しょうが無いね」で許されますが、2015年シーズンは「ナニしてんねん!」となります。それは、大島僚太も同じです。

2015年シーズンは、DFラインがどうなるかだけでも、これだけ考えることがあります。本当に楽しみです。

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