nishi19 breaking news

スポーツでもっと楽しい未来を作る

川崎フロンターレの2015シーズン戦力分析-序章:ヘッドコーチ&外国人枠-

   

2015年1月24日に、川崎フロンターレの2015シーズンの新体制発表記者会見が行われました。新加入選手は、10人。昨年と同じ29人で戦う事になりました。そこで、昨年同様、僕なりに今年の戦力を分析してみました。まずは、序章としてヘッドコーチと、2人しか使わなかった外国人枠についてです。

誰も就任しなかったヘッドコーチ

先日、川崎フロンターレの2015年を予想するポイントとして、「ヘッドコーチは誰にするのか」という記事を書きました。昨シーズン末で、3年間ヘッドコーチを務めた望月さんが退任。後任に誰が就くのか注目していたのですが、結局誰も就任しませんでした。

ただ、これはこれで、ある狙いがみてとれます。それは、「風間監督の考えを直接選手に伝えようとしている」という狙いです。ヘッドコーチが入ることで、多くの人に意見が伝わるだけでなく、選手と監督の間に入ることで、波風立つことなく、コミュニケーションを取ることが出来ていたと思います。しかし、1人間に入ることで、監督の考えが必ず狙い通りに伝わっていたとは、言いがたい場面があったのだと思います。これは、望月さんが悪いわけではなく、人と人とのコミュニケーションでは、よくあることです。あとは、他のスタッフに対する信頼感が増しているということも考えられます。望月さん以外のスタッフは、昨シーズンから変わりありません。これは、他のコーチ、トレーナーに対する信頼の現れだと思います。

今年は、風間監督が就任してから4年間で、最もスタッフの入れ替えが少ないシーズンになりました。これが、どう戦い方に影響するのか。楽しみです。

2ステージ制を見据えて、1人余らせた外国人枠

川崎フロンターレは毎年3人外国人枠を使っているのですが、今年は2人しか使っていません。毎年3人使っていたチームとしては、異例です。

なぜ、2人しか外国人枠を使っていないのか。それは、風間監督就任後、獲得した外国人が必ずしも機能していないからだと思います。パトリック、パウリーニョ、アラン・ピニェイロ、ロブソン。風間監督就任後に獲得した選手は、ことごとくチームの戦い方に馴染めず、戦力になることは出来ていません。また、レナトもジェシも、馴染むのに半年ほどかかりました。

レナトもジェシは、他のクラブにいっても、ヨーロッパにいっても、レギュラーになれるレベルの高い選手です。そして、2人とも水準以上の技術を備えています。つまり、技術があって、レベルが高い外国人選手を獲得してこないと、チームの戦力にならないことを、この3年間の失敗で、チームは痛感したのだと思います。だから、今年は新外国人はエウシーニョのみなのだと思います。

そして、ブラジルは経済の復興に伴い、国内リーグにいてもそれなりの収入がもらえると聞いています。したがって、よいブラジル人選手を獲得するのは、以前に比べてハードルが上がっているのです。まあ、そうでなくても、ジェシのような素晴らしい人間性をもった選手は、他にいないと思いますが、同じくらいのレベルのサッカー選手でないと、今の川崎フロンターレでは補強にならないのです。当然、タイミングや予算の問題もあると思うのですが、外国人枠を残すことで、中断期間中の補強にも使えます。これは、2ステージ制になったことを考えても、賢明な判断だったと思います。

ヘッドコーチと外国人枠の使い方から、風間監督就任後にチームが積み重ねてきた経験が、チーム作りに活かされていると感じます。試行錯誤した結果、新たな選択をした2015年シーズンがどのようなシーズンになるのか、楽しみです。

関連商品

 - , ,