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川崎フロンターレの2015シーズン戦力分析-GK & DF編-

   

2015年1月24日に、川崎フロンターレの2015シーズンの新体制発表記者会見が行われました。新加入選手は、10人。昨年と同じ29人で戦う事になりました。そこで、昨年同様、僕なりに今年の戦力を分析してみました。今回は、GK & DF編です。

GK:高木駿がレンタル延長。松井を獲得した理由。

GK:西部、松井、安藤、新井

GKは杉山が清水に移籍。代わりに徳島ヴォルティスから松井謙弥を獲得しました。ジェフ千葉にレンタル移籍中だった高木駿は、1年間レンタル延長ということになりました。

現在取り組んでいるサッカーは、GKにも足でボールを正確に扱ったり、ペナルティエリアを出て、相手の攻撃を防ぐ動きが求められます。高木駿は、足元でボールを扱う技術に優れており、ペナルティエリアを出た守備も上手かったので、もし戻ってきてくれたら、戦力アップになったはずです。高木駿を戻せなかったのが、今年の補強では、唯一のマイナスポイントだと思っています。

では、なぜ松井謙弥を獲得したのか。僕が予想する獲得理由は、彼のキャラクターです。新体制発表記者会見のコメントを読んでいても、彼の前向きで、性格のよさが伝わってきます。松井謙弥はレギュラーでプレーしていた期間が、あまり多くないGKです。

実際、降格した徳島ヴォルティスでは2番手のGKでしたから、プレーでチームの戦力アップを求めるのは、酷かもしれません。今シーズンは昨シーズンと異なり、GKは移籍市場では目玉でありませんでした。したがって、獲得出来る選手も限られていましたし、西部に代わるレベルのGKは、移籍市場には出ていませんでした。

だから、戦力アップとしての補強というより、チームの前向きな奮起を崩さず、控えになっても腐らずに練習出来る選手として選ばれたのが、松井だったのだと思います。GKは1つのポジションを奪い合うポジションですので、こういう補強もありです。

大きな補強がなかった分、昨年控えだった新井と安藤にとっては、勝負のシーズンです。西部は素晴らしいGKですが、怪我の多いGKです。長いシーズンを戦っていると、絶対に控えGKの力が必要な時が来ます。特に、昨シーズンは第2GKとしてベンチ入りする機会が増えた新井に今年は期待したいと思います。彼が試合に出て、どれだけのパフォーマンスを出せるのか、注目したいと思います。

DF:スピード重視。3バックでも4バックでも戦える選手

右サイドバック:エウシーニョ、武岡、(小宮山)

田中裕介が抜けた右サイドバックは、エウシーニョを獲得。縦に抜けるスピードとボール扱いに優れた選手です。また、ディフェンスも粘り強く、ボールを奪う能力が高い選手です。背後のスペースをカバーする時の動きに、少しぎこちなさがありますが、非常に高い能力を備えたサイドバックです。昨年、左サイドにかたよる事が多かった攻撃のバランス改善に貢献できるか、注目です。

ただ、右サイドバックでは、昨シーズン終盤に1対1の強さを武器にポジションを奪った武岡がいます。また、サイドバックには小宮山がバックアップとして控えているので、安心できます。昨シーズン開幕前と比較しても、このポジションのレベルは上がっていると思います。熾烈なレギュラー争いを通じて、チームのレベルアップにつながることを期待しています。

左サイドバック:登里、山越、(小宮山)

左サイドバックは、福森がコンサドーレ札幌にレンタル移籍。車屋が加入するということで、増えすぎた左利きの選手のうち、誰かが移籍するだろうなと思っていたのですが、福森が移籍ということになりました。

他の選手は、昨シーズンから変わらないポジションですが、登里も怪我の多い選手なので、山越もチャンスがあると思います。僕は、山越の技術の高さを評価しているので、もっと出場機会が増えてもいいと思っています。また、右サイド同様に小宮山がバックアップとして控えているのは、本当に心強いです。

センターバック:實藤、谷口、井川、車屋、板倉

キャンプのリポートを読んでいると、谷口がセンターバック、角田がボランチで起用されているようなので、このブログでは、谷口はセンターバック、角田はボランチとして紹介したいと思います。

センターバックはジェシと中澤が移籍し、車屋と板倉が加入しました。板倉は高さのある選手ですが、センターバックは高さより、スピードに強みを持つ選手を揃えました。今年は、3バックで守ることも多いと思いますし、昨シーズン以上にラインを高くして、相手をより押し込んだ状態で戦うサッカーを目指すはずです。

そうなると、センターバックはカバーするスペースが増えるだけでなく、相手FWと1対1でディフェンスする機会が増えることが予想されます。だから、スペースをカバーするスピード、1対1で相手に振り切られないスピードをもった選手を重視した、選手編成になっています。

谷口、車屋は今年はチームの中心として活躍してくれると思いますし、期待しています。この2人に求めるのは、ルーキーでも、2年目の選手としての活躍ではありません。川崎フロンターレの中心選手として、日本代表が狙えるくらいの活躍を期待したいと思います。

反面、實藤と井川という長年チームを支えてきたセンターバック2人は、厳しい立場にいます。特に、井川は、スピードを求められているセンターバックの中で、唯一スピードのある選手への対応を苦手としている選手です。昨シーズン第31節の清水エスパルス戦で、井川がスピードのある選手に振り切られ、失点の原因を作ったプレーは、今後の井川の立場が、かなり厳しくなることを予感させました。

井川は今年33歳。1年でも長く現役を続けるためには、正念場とも言えるシーズンです。谷口、車屋といったこれからチームを背負っていくであろう選手の活躍に期待しつつ、井川のプレーに、今年は注目したいと思います。井川がどれだけチームを盛り立て、少ないチャンスを活かしてよいプレーが出来るかに、タイトルが獲得できるかどうかかかっていると、僕は思うのです。

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