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2015年シーズンの川崎フロンターレをよく知るための3つのデータ

   

2015年のJリーグも第16節を終了し、中断期間に入りました。そこで、今シーズンの川崎フロンターレに関するデータから、これまでブログで紹介してきたデータや、意外と知られていないデータを紹介したいと思います。

実は走らないと勝てない川崎フロンターレ

川崎フロンターレは、第16節終了時点で、1試合あたりのチーム走行距離が110,726km。これは、リーグ18チーム中17位の成績です。この数字だけ見ると、川崎フロンターレは、他のチームに比べて「走らない」チームだと、勘違いしてしまいます。

ところが、走行距離のデータを、勝敗別に分類すると、面白いことがわかってきます。負けた試合のチーム走行距離は、106.31km。引き分けた試合の走行距離は、111.70km。そして、勝った試合の走行距離は、113.01km。つまり、平均の数値を上回る113km以上をチームで走らないと、試合に勝つことが出来ないチームなのです。つまり、川崎フロンターレは「走らないと勝てない」チームなのです。

走行距離が10km超えると得点を取る大久保

「走らないと勝てない」川崎フロンターレというチームを、象徴しているのが大久保嘉人のデータです。第16節終了時点で、10ゴールを記録しているエースストライカーは、得点した試合と、そうでない試合で、走行距離に違いがみられます。

大久保が得点出来なかった試合の1試合あたりの走行距離は、9.96km。一方、得点出来た試合の1試合あたりの走行距離は、10.16km。得点出来た試合は、得点出来ていない試合に比べて、走行距離が長いことが分かります。

大久保は、調子が良い時は、中盤に下がってボールを受ける動きを頻繁に繰り返します。中盤でボールを受けて、チームの攻撃の起点になって、DFのマークを外してから、全速力でゴール前に飛び込み、味方のパスを得点するのが、大久保の得意パターンです。調子が悪い時は、あまり中盤に下がらず、ゴール前でボールを受ける動きだけしかしません。この方が効率がよさそうなのですが、ゴール前にいる時間が長い試合は、かえって得点が取れていません。

大久保は中盤に下がる動きはしんどいので、誰かに代わってもらいたいと、よく語っています。しかし、このしんどい動きが、大久保が得点をとれている要因だと、僕は思います。

実はクロスからの得点が1番多い

川崎フロンターレの得点パターンは、細かくパスをつないで、中央を崩して奪った得点が多いと思う人もいると思います。しかし、Football-LabというWebサイトのデータによると、第16節までの川崎フロンターレの得点の内訳を調べると、クロスからの得点が得点の26%を占めているということが分かります。たしかに、第11節の名古屋グランパス戦の大久保の得点、第12節のガンバ大阪戦の杉本の得点、第13節のサガン鳥栖戦の大久保の得点、第14節の清水エスパルス戦のレナトの得点など、クロスから得点を奪っています。

しかし、Football-Labによると、川崎フロンターレのクロスに関するチャンスビルディングポイント(この指標は僕もよくわかりません)は、リーグ15位。決して、高い数値ではありません。クロスを使ったチャンスは少ないものの、得点はクロスからが多い。この矛盾が、川崎フロンターレの攻撃の現状を示していると思いますし、今後の川崎フロンターレの改善のヒントになる気がします。

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