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2016年J1セカンドステージ第17節 川崎フロンターレ対ガンバ大阪 プレビュー「中村のパスから大久保がゴールを決めるシーンが観たい」

   

2016年Jリーグセカンドステージ第17節、川崎フロンターレの対戦相手はガンバ大阪です。

2016年シーズンの川崎フロンターレは面白くない

正直に言うと、2016年シーズンの川崎フロンターレのサッカーは、面白くない。相手の動きの逆をとったり、観ている人の考えを上回るようなプレーが、2016年はほとんど観れていません。2013年シーズンから川崎フロンターレのサッカーを追いかけていて、毎シーズン「これは凄い」というプレーが必ず幾つかありました。2013年シーズンなら、ホームのジュビロ磐田戦の中村憲剛のロングスルーパス、アウェーのジュビロ磐田戦の田中裕介のゴールをアシストした風間宏希のヒールパス、2014年ならホームの名古屋グランパス戦で挙げた通算1000ゴール目の見事な攻撃、アウェーの清水エスパルス戦のしつこくパスを回し続けた末に生まれた小林悠のゴール、2015年なら6-1で圧勝した名古屋グランパス戦など、「今日はいいもの観たな!」という試合が何試合かありました。

ただ、2016年シーズンは、思い返しても、あまり「今日はいいもの観たな!」というシーンが思い当たりません。敢えて思い出すなら、ファーストステージ第14節のジュビロ磐田戦で中村と小林の2人がワンツーで中央で崩して、大久保にわずかにあわなかったシーンくらいでしょうか。基準が上がっているのかもしれませんが、2016年シーズンは、過去のシーズンと比べても、わくわくするようなシーンをあまり観れていないような気がします。だから、このブログでは何度も何度も、しつこいくらいに、大久保が語っている「攻撃のクオリティが低い」という問題を取り上げるのです。

縦方向のパスが少ない

2016年シーズンの攻撃のクオリティが低いと感じる理由は、縦方向に出されるパスの本数が減ったように感じるからだと思います。縦方向に出されるパスの本数が減った理由としては、こんな理由が考えられます。

1つ目は、「出して、受ける」動きの変化です。川崎フロンターレは「パスを出して、受ける」という動きを繰り返す事で、相手の守備を崩していきます。川崎フロンターレのサッカーを追いかけていると、この動きを崩すことが、ドリブルで何人も抜くより、確実に相手の守備を崩す方法なのだと、理解出来ました。自分でやってみると、「パスを出して、受ける」という動きを繰り返すのは簡単ではありません。常に頭をフル回転させて、自分が受けられる場所を探して、動き続けなければならないからです。効果的に「パスを出して、受ける」動きが出来るようになった結果、川崎フロンターレはパスを正確につなげ、他のチームとは違う方法で、相手の守備を崩せるようになりました。「パスを出して、受ける」動きを効果的に連続させるためには、パスの出し手と受け手の呼吸を合わせる事が不可欠です。練習と試合の試行錯誤を通じて、精度は日に日に高まってきました。

しかし、最近の川崎フロンターレは、パスの出し手と受け手の呼吸があうようになったことで、「受ける」ために必要な、労を惜しまず動く頻度が減っていると感じます。また、動く頻度が減っただけでなく、相手を外す時に動くスピードも遅くなったため、相手の動きを外せていない時があります。相手を外せていないため、縦方向にパスがつなげず、横方向にパスをつなぐ。最近の川崎フロンターレの試合には、そんな試合が目立ちます。

2つ目は、「ボールを失う事を恐れている」からです。川崎フロンターレの選手たちやサポーターは、風間監督が就任してからの5年間で、プレーを判断する基準が大分上がったのではないかと思います。特に「ボールを奪われる」という事に対して、厳しくなったと思います。しかし、その厳しい判断基準ゆえに、ゴールを奪うという目的ではなく、ボールを失うことの方が優先順位として高くなっている気がするのです。ボールを失わないようにするために、横や後ろの空いている選手に対してパスを回し、相手の守備を崩すようなパスが少なくなっていると感じます。大久保の不満は、大久保自身はボールを失うとは考えずにプレーしているのに、他の選手たちはボールを失わない事を優先してプレーしているように感じているからだとも考えられます。

中村のパスから大久保がシュートするシーンがほとんどない

縦方向のパスが減ったと感じるのは、「ホットライン」とまで言われた、中村のパスから大久保がゴールを決めるシーンが、ほとんど観れていないからかもしれません。僕がこの試合で望むのは、中村のパスから大久保がゴールを決めることです。最近の試合を観ていると、この2人がパス交換するシーンが、とにかく少ない。攻撃がつまらない要因だと思います。当然マークが厳しい2人なので、パス交換し続けるのは簡単ではないのは承知していますが、この2人の絡まない攻撃は、面白くありません。

リーグ戦最終節だからこそ、中村のパスを大久保がゴールを決めるシーンが観たいのです。この2人でチャンスが作れるかどうかが、川崎フロンターレの攻撃のクオリティを測る分かりやすいポイントです。ぜひ注目してみてください。

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