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2016年ナビスコカップ予選リーグ第1節 川崎フロンターレ対横浜F・マリノス レビュー「チームのクオリティと可能性が感じられた90分」

   

2016年ナビスコカップ予選リーグ第1節、川崎フロンターレの対横浜F・マリノスは0-0の引き分けでした。

改めて2015年シーズンのナビスコカップ初戦を振り返る

この試合のプレビューで書いたのは、2015年シーズンナビスコカップ初戦の名古屋グランパス戦についてでした。敢えてプレビューと同じことを書きますが、相手の川崎フロンターレ対策にハマって、1-3で敗戦。名古屋グランパス戦から中3日で迎えた、Jリーグ第3節のモンテディオ山形戦は0-1で敗戦。公式戦2連敗を喫してしまいました。その後、チームは持ち直しましたが、このナビスコカップの敗戦は、長いシーズンの事を考えると影響は小さくなかったと、今振り返ると感じます。

今振り返ると、2015年シーズンの名古屋グランパス戦は、チームとして「どんな目的を持ってプレーするか」という点が、明確になっていなかった試合だと思います。スタメンもリーグ戦から1名代わったのみだったにも関わらず、スタメンを入れ替えた名古屋グランパスに負けたことで、自分たちのサッカーに疑問を持ってしまった気がしています。

この試合は、チョン・ソンリョン、小林、奈良、原川が代表の試合で不在、大島、大久保が怪我で欠場するため、スタメンがリーグ戦から代わりました。新井、井川、エドゥアルド・ネット、長谷川、田坂、森本が今シーズン初スタメン。今までの川崎フロンターレは、正直3人スタメンが入れ替わったら、別のチームかと思うくらい、攻撃も守備もクオリティが下がりました。パスもつながらず、ボールも奪えない。しかし、この試合では違いました。

選手を入れ替えても面白い試合が出来た

前半、川崎フロンターレは横浜F・マリノスを終始相手陣内に押し込み続けました。横浜F・マリノスは、守備の時は4-4-2のフォーメーションで、ペナルティエリアの幅でコンパクトに並び、川崎フロンターレが中央縦方向のパスを出した時に、ボールを奪おうという意図が感じられました。

川崎フロンターレは、中央から攻めるのは難しいと判断し、空いているサイドの車屋とエウシーニョにボールを預け、ゴール前までスムーズに運ぶことが出来ました。また、機を見て中央縦方向にパスを出し、長谷川、森谷、田坂といった選手がタイミングよくボールを受けたり、エドゥアルド・ネットが攻め上がることで、相手の守備をあと一歩崩すところまでいきました。

試合終盤は今シーズン初めて公式戦で90分出場する選手が多いので、攻撃のテンポが落ちて、相手の攻撃を受ける場面が増えましたが、GKの新井が素晴らしい反応で、相手のシュートを止めてくれました。攻撃も守備も、この試合に出場したメンバーが出来ることは、精一杯プレーで表現してくれました。したがって、僕は観終わって「面白い試合だったな」と感じました。

伸びしろが感じられた試合

ただ、結果は0-0。ホームゲームで平日に15,644人も来てくれて、0-0という結果はよい結果とは言えません。アウェーの横浜F・マリノスとしては、守備を重視し、川崎フロンターレが緩んだ時に攻撃を仕掛けるというゲームプランをもって試合に臨んだと思うので、横浜F・マリノスのゲームプラン通りの試合だったともいえます。実際、横浜F・マリノスの選手の試合後のコメントを読むと、「狙い通りのゲームが出来た」とコメントした選手がいました。

攻めきれなかった要因は、ゴール前のシュートを決める前の場面で、緻密に、正確に、プレー出来なかったからです。あと一歩で入らなかったシュートも、余裕がなく、正確なプレーが出来なかったことが要因です。横浜F・マリノスを押し込む試合は出来ていましたが、相手はリーグ戦からスタメン11人を入れ替えましたが、川崎フロンターレは6人。まだまだチームとして、やるべきことはあります。

この試合は、今シーズンの川崎フロンターレの可能性が感じられた試合だと思います。チーム全体のクオリティが上がり、リーグ戦に出場する選手とそうでない選手の差も少なくなり、チーム内の競争が激しくなっていることを、改めて感じました。だからこそ、次のアビスパ福岡戦は2試合連続のホームゲームということもあり、ぜひとも勝ち点3が欲しい試合です。アビスパ福岡は横浜F・マリノス同様に、守備が強いチームです。この試合に出た課題をチームとしてどう解決しようとしたか、判断するには絶好の相手です。引き続き注目したいと思います。

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