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第95回天皇杯2回戦 川崎フロンターレ対松江シティFC レビュー 風間監督が試したこととその意図

   

第95回天皇杯2回戦、川崎フロンターレの対は松江シティFCは、3-0で川崎フロンターレが勝ち、3回戦へと進出しました。

風間監督は何を変えたのか

この試合をプレビューした後、1つ反省したことがありました。連敗が続いている時、チームが上手くいってない時、風間監督は大胆に手を打ってきます。その事を書き終えてから気がついたのですが、この試合のスタメンを見た時、自分の考えに間違いがなかったことに気がつきました。

西部や怪我から復帰した小林や田坂の起用は予想通りでしたが、予想外だったのは3バックの中央に谷口を起用したこと、そして3バックの左に小宮山、4人の中盤の左に前半は森谷、後半は中野とサイドバックタイプではい選手を起用したことです。

3バックのメンバーを変えた理由

小宮山の3バック起用の意図は、なるべく1対1に強い選手を起用し、守備は最小限にした上で、相手ゴール前にかける人数を割きたかったのだと思います。そして、谷口を3バックの中央に起用することで、DFラインを高くして守ることが出来ます。谷口を3バックの中央に起用したことで、DFラインからのビルドアップもスムーズになりました。松江シティFCの守備はそこまで悪くありませんでしたので、相手の守備を考えても、スムーズに機能していたと思います。

余談ですが、この3バックの並びは、2014年シーズンで最も3-4-3がハマった第20節のセレッソ大阪戦を思い出しました。

サイドにサイドバックタイプではない選手を起用した理由

そして、今までは車屋、小宮山といったサイドでプレーをするのが得意な選手ではなく、中盤としてプレーすることが多い、森谷と中野を起用したことです。この起用の意図を考えてみたのですが、たぶん、サイドから中央に入ってプレーさせることで、大島と中村に対するサポートをスムーズにし、ボールを素早くゴール前に運びたかったのだと思います。

最近の川崎フロンターレの問題点は、ゴール前で「外す」「受ける」動きが少ないため、得点に結びつくチャンス自体が少なくなっていることでした。もしかしたら、風間監督は「外す」「受ける」動きが少なくなっている理由として、ゴール前までボールを運ぶのに労力を割きすぎていて、ゴール前に力が残っていないことが要因と判断したのかもしれない。そんな事を感じました。

前半は、森谷が中央に入ることで、ボールを受けようとしていたのですが、逆に中央を守る人数が多かった松江シティFCの守備に捕まってしまっていました。後半から起用された中野は、中央にあまり入らず、外で起点になることで相手1人1人の距離を広げ、パス回しをスムーズにさせることが出来ていました。また、3点目につながるような独特のテンポのドリブルは、中野の魅力です。この試合は、ドリブルを仕掛ける場面は少なかったですが、むしろ僕は場面ごとの判断がしっかり出来る選手なのだという印象を持ちました。今後、ますます出場機会が増えてくると思います。

連携はもっとよくなる

小林と田坂が復帰したばかりということもあり、まだまだ「外す」「受ける」動きは少なかったですが、やはりこの2人は動きのスピードと、動きを連続させることが出来るという点で、船山、杉本、マイアといった選手より力が上だと、改めて感じました。

この試合を観ていると、連携はまだまだ良くなっていくと思いますし、リーグ戦中断前にチームとしてかかえていた課題に対して、監督は解決策を提示し、選手は提示された解決方法に取り組もうとしているのだということを、感じることが出来ました。

次の試合は、アウェーのヴァンフォーレ甲府戦です。昨年対戦した時は、相手の守備に苦しみ、敗戦を喫しています。ぜひ、前回の狩りを返して欲しいと思います。

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