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相手より走ったら負け。走らせろ。2015年J1第8節 川崎フロンターレ対柏レイソル プレビュー

   

2015年Jリーグ第8節、川崎フロンターレの対戦相手は柏レイソルです。この試合のポイントを、戦い方とデータという2つの切り口で考えてみました。

相手の間でボールを受けられるかです。

この試合のポイントは、相手の間でボールを受けられるかです。

柏レイソルのフォーメーションは「4-1-2-3」です。このフォーメーションは、攻撃の時にパスコースが作りやすいという特徴があるのですが、守備の時に、「1」のポジションを務める選手の横にスペースが生まれやすいという欠点があります。この「1」の選手の横のスペースでボールを受けることが出来れば、柏レイソルの守備を崩すことが出来ます。

痛いのは、ボールを受けるのが上手い森谷がこの試合を欠場する点です。森谷がいれば、相手DFの間で上手くボールを受けてくれるのですが、この試合は、誰かが森谷の代わりを務めなければなりません。この試合では、エウシーニョとレナトが左右のMFを務めることが予想されます。この2人が、柏レイソルの「1」の横でボールをどのくらいの頻度で受けられるかが、この試合の勝敗を左右すると思います。

データが示す似ているポイント、異なるポイント

柏レイソルは開幕戦、第2節を除いて、勝っても、負けても、引き分けても、相手より少ない走行距離を記録しています。ボール支配率は、60.4%でリーグ1位。1試合平均のパス本数は、604本でリーグ2位。一方、川崎フロンターレも、全試合相手チームより少ない走行距離を記録しています。ボール支配率は57.2%でリーグ3位。1試合平均のパス本数は、683.4本でリーグ1位。つまり、両チーム共に、ボールを長い時間保持し、相手を動かし、攻撃することを得意とするチームです。

得点数を比較すると、川崎フロンターレが16、柏レイソルが10。この差はどこにあるのでしょうか。データを調べてみると、両チームの得点数の差は、攻撃回数と枠内シュート数に現れています。攻撃回数は柏レイソルが、139.32でリーグ4位。一方川崎フロンターレは、183.62でリーグ1位。枠内シュート数を比較すると、柏レイソルは1試合平均4.6本でリーグ9位。一方、川崎フロンターレは6.1本でリーグ1位です。

つまり、川崎フロンターレの方が柏レイソルより、保持しているボールを攻撃やシュートに結びつける回数が多いことが分かります。柏レイソルも、吉田達磨監督に代わってから攻撃的なサッカーを志向していますが、まだ1年めです。一方、川崎フロンターレは風間監督が就任して4年目。戦術、選手の理解度の差が、データに現れていると言えます。

だからこそ、僕は、この試合ではどちらのチームが相手より走るか注目しています。普通の試合では、相手より走行距離が上回ったら勝利を得る確率が高いのですが、この両チームの対決の場合、走行距離が相手より上回ったら、負ける確率が高いと考えられます。

どちらのチームが、相手を走らせることが出来るか。同じスタイルで戦うチーム同士の対決だからこそ、データによる比較がしやすい試合だと思います。ライブトラッキングでないのが残念ですが、この試合が終わった後、両チームがどんなデータを記録しているかも楽しみです。

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