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「スペシャル・ワン」谷口彰悟という当たり前の凄さ。2015年J1第13節 川崎フロンターレ対サガン鳥栖 プレビュー

   

2015年Jリーグ第13節、川崎フロンターレの対戦相手はサガン鳥栖です。

今シーズン全試合フル出場。イエローカードはプロ入り後1枚のみ。

この試合は谷口彰悟に注目です。

2015シーズン、ナビスコカップ、リーグ戦を通じてフル出場。2014シーズンは、第4節のFC東京戦でJリーグデビューしてから、発熱による1試合の欠場を除いて、シーズン終了まで全ての試合に出場。途中交代は1試合のみ、そして、プロに入ってから、イエローカードを受けたのは1枚のみ。こんなデータも、谷口の凄さを現しています。もう、谷口がスタメンにいない川崎フロンターレは、考えられません。

谷口のプレーから、頭のよさやボールを扱う技術の高さが注目されがちですが、僕は谷口の凄さは、身体能力だと思います。背筋がピンと伸びた立ち姿の美しさが、彼の身体能力の高さを現しています。走るスピード、ジャンプの高さ、競り負けない強さといった能力だけでなく、182cmの身体をしなやかに扱う能力も兼ね備えています。2014シーズン、苦手と言われていたサガン鳥栖に2戦2勝出来たのは、谷口の存在が大きかったと、僕は思います。

ポジションを替えることで能力を引き出す

僕は、谷口はまだ自分が持っている能力を、全て発揮してはいないと思います。プロ2年目の選手が、チームの中心となっているだけでも凄いのですが、谷口の秘めた能力をよく理解している風間監督は、ポジションを変えることで刺激を与え、彼の能力を引き出そうとしているように思えます。

2014年シーズンに左サイドバックでデビューした谷口を、ワールドカップ中断後にセンターバックにコンバート。センターバックに慣れてきた今シーズンは、ボランチで起用する機会も増えています。センターバックでのプレーが多い谷口ですが、大学時代のポジションは、ボランチです。ボランチで起用されるのは大島が怪我で離脱しているのも要因ですが、チームのテンポに慣れ、ボランチでプレー出来ると、風間監督も判断しているのだと思います。

谷口がボランチでプレーすることで、ボールを奪うポイントをより相手陣地に近い位置に設定することが出来ます。現在の川崎フロンターレが抱える問題に、ボランチでボールが奪えないという問題があります。ボランチでボールが奪えないので、どうしても、ボールを奪う位置が自陣ゴール前になってしまいます。したがって、攻撃する度に相手陣地にボールを運ばなければならず、時間も労力も好調時より無駄に消費してしまっています。第7節のヴァンフォーレ甲府戦以降、2得点以上挙げた試合がないのは、守備の問題が大きいと僕は思います。

ガンバ大阪戦では、谷口のボランチ起用は上手くいきませんでした。ただ、チームが抱えている問題に対して、ボールを奪う技術にも長けている谷口のボランチは有効な解決策になる可能性があります。簡単に捨て去るには、惜しい選択肢です。したがって、1試合だけでダメだと判断することはしないのだと、僕は思います。

「スペシャル・ワン」

18歳でデビューしてから、当たり前のように試合に出続けた巨人の坂本のことを、プロ野球死亡遊戯というブログでは、「スペシャル・ワン」と表現しました。僕は、この文章を読んで、真っ先に思い浮かんだのは谷口のことでした。

丈夫で、強くて、速くて、踊れて、しかもイケメン。川崎フロンターレが誇る「スペシャル・ワン」。谷口がボランチでどんなプレーをするのか、注目です。

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