自分とチームの利益を一致させろ。2014年J1第23節 川崎フロンターレ対ヴォルティス徳島 プレビュー

2014/09/30

2014年J1第23節、川崎フロンターレの対戦相手はヴォルティス徳島。前回対戦時は、4-0で川崎フロンターレが勝ちました。しかし、ヴォルティス徳島はリーグ中断期間中に、村松、アドリアーノ、エステバンといった実力のある選手を補強。前回対戦時からは、戦力は上積みされています。

実際、中断前に1勝しか挙げることが出来なかったチームが、中断明けは2勝、1点差負けの試合が2試合と、戦力の上積みが結果にも現れています。川崎フロンターレは、昨年下位チームに対して勝ち点を上積み出来ず、優勝を逃しました。今シーズンも同じ轍を踏まないようにするために、確実に勝ち点3を上積みしたい1戦です。

チームの底力が問われる1戦

この試合は、これまで出番がなかった選手のプレーに注目です。

大久保がこの試合を含め、2試合の出場停止。大島がアジア大会に参加するため不在。さらに、杉山、實藤、森谷、登里といったメンバーの欠場が有力です。これまで出場していたレギュラー選手の半数を欠いて、試合に臨まなければなりません。

FWにアンビョンジュン、GKは西部、DFはジェシに井川、MFに稲本といった選手が出場する可能性があります。名前を挙げた選手たちは、今シーズンなかなか出番が与えられなかったり、レギュラーを奪われた選手たちです。北海道合宿以降、今日の試合のような時のために、戦力の底上げをはかってきたチームにとって、チームとしての底力が試される1戦だと思います。

アンビョンジュンに求めたい「自分のためのプレー」

個人的には、アンビョンジュンのプレーに注目しています。

風間監督は、膝の怪我が治ったらすぐに柏レイソル戦に先発で起用したように、一貫してアンビョンジュンを高く評価しています。まだボールを受ける動きや、守備から攻撃の切り替えの動きが遅くなることがありますが、打点の高いヘディングや、左右両足で打てる強烈なシュートは、大久保や小林にはない魅力があります。川崎フロンターレには、森島という同じように高さと強さを武器とする選手もいますが、風間監督の評価としては、森島よりアンビョンジュンの方が評価が高いようです。

個人的にアンビョンジュンのプレーに注目する理由は、川崎フロンターレのFWの層が薄いからです。最近の川崎フロンターレの試合では、ベンチ入りメンバーにFWがいない、という試合があります。また今シーズンは、劣勢の試合や、得点が欲しい試合にもかかわらず、選手交代でFWを使わない試合が何試合もありました。これは、ベンチ入りしているFWの選手が、風間監督の信頼を得られていないからだと思います。

だからこそ、この試合でアンビョンジュンに活躍してもらい、風間監督の評価を覆して欲しいのです。変にチームのテンポに合わせようとせず、自分のストロングポイントを活かして、強引にでもシュートを打つくらいで丁度いいと思います。自分のために、自分の力を発揮することにこだわって欲しいです。それが、風間監督がよく話している「自分とチームの利益を一致させる」ことに繋がるはずですから。

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