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2025年にはスキルを身体にインストール出来る?

   

フューチャーセッション

昨日、ある会社が主催する「フューチャーセッション」に参加させて頂きました。フューチャーセッションとは、最適解のない複雑な問題を解決するために、企業・行政・NPOなどのセクターの壁、組織内の部署の壁、専門分野の壁など、立場の違いを超えた対話により、協調アクションを生み出す場のことです。ワークショップに近いものがあります。

「身体拡張」をテーマにした研究が積極的に行われている

昨日の「フューチャーセッション」のテーマは、「2025年 感動づくりの未来 〜テクノロジーと身体能力の拡張〜」で、「身体拡張」に関わる変化の兆しを捉える」を議論しました。そのある会社は、ダイバーシティを推奨されていて、外部の会社のアイディアを積極的に採用し、取り入れていこうとされています。たまたま縁があって、今回参加させて頂ける事になりました。

「身体拡張」とはおおまかに言うと、何か道具を使うと、人の身体の一部の機能が進化したかのように、普段は出来ないことが出来るようになることです。例えば、メガネは目の悪い人にとっては、目の機能を拡張するための道具ですし、義足は足がない人にとって歩行機能を補うための道具です。

近年、こうした「身体拡張」をテーマにした研究が、積極的に行われています。例えば、「超人スポーツ協会」という「身体拡張」によって、新たなスポーツの可能性を引き出せないかと考えて取り組んでいる人たちもいます。

身体拡張が進めば「スキルを短時間で習得出来る」

今回、フューチャーセッションで議論をすすめていて、個人的に印象に残ったのは変化の兆しとしては、身体拡張が進めば「スキルを短時間で習得出来るのではないか」という言葉です。

脳にチップを入れて、まるでアプリをスマホにインストールするようなことができたら、誰でもウサイン・ボルトのように早く走れたり、上原ひろみのようにピアノが弾けるようになったり、ミケランジェロのように絵がかける。そんな時代になるんじゃないかという話が出ました。

すこし前に、「「知の高速道路」が導く「身体の高速道路」の時代」という記事を書いたことがありました。データを活用することで、スキルを身につける方法の最適解が見出され、スキルを短時間で習得できるようになるのではないか。そんな事を書いたのですが、「スキルをインストールする」という発想は、そのさらに一歩先をいくものでした。

「スキルをインストール出来る」となると、もしかしたら「ウサイン・ボルトのように早く走れる」ためのチップは、10億円とかで取引されたりするんじゃないかという話も出ました。もしかしたら、未来は「スキルを売る」という事が、現実になるのかもしれません。ウイニングイレブンの選手データが、ネット上で取引されていることを考えると、そこまで遠い未来の話ではない気がします。

「スキルを短時間で習得出来る」からこそ高まる「時間」に対する価値

なお、「スキルをインストール出来る」ような時代になれば、むしろ「時間を経て得られた変化」に対する価値や手仕事に対する価値は、ますます高まっていくのではないか、という指摘もありました。

例えば、「気仙沼ニッティング」という会社は、オーダーメイドの手編みのセーターを販売している会社です。1着10万円以上するセーターが、販売開始するとすぐに売り切れるような状況が続いているのですが、こうした人間が時間をかけて作ったもの、時間をかけて変化したものは、「スキルをインストールする」ように、簡単に手に入るものではありません。こうした「時間」に対して、価値を感じて、対価を支払うという時代に、未来はなるのかもしれません。

今回のフューチャーセッションは、自分の未来を考える上で、非常に学びの多いセッションでした。来月は今回考えたテーマについて、さらに深く考える場が設けられる予定です。来月も参加を予定しているので、非常に楽しみです。

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