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書評「職場を幸せにするメガネ 〜アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント〜」(小林 嘉男)-変わることはメガネをかけ変えるようなものだ-

   

著者の方から献本頂きました。ありがとうございます。

グーグルや日本マイクロソフトと並び「働きがいのある会社ランキング」TOP10常連の会社に、あまり一般的には知られていない会社の名前が上がっています。その会社の名前は、株式会社ディスコ。精密加工装置・加工ツールの製造メーカーである同社が、なぜ働きがいのある会社と言われているのでしょうか。

そして、働きがいのある会社と言われているディスコの中でも、特に働きがいがあると社内で評価されているのが、経理部です。経理部が働きがいがあると評価されるのは、珍しいと思います。そんな、経理部の部長が、著者の小林嘉男さんです。

本書「職場を幸せにするメガネ 〜アドラーに学ぶ勇気づけのマネジメント〜」は、今注目のアドラー心理学を取り入れた、「働きがいのある職場」「幸せ職場」のつくり方が書かれた書籍です。

変わることは怖くない

小林さんは、以前は部下に対して厳しいノルマをかし、ご自身とも24時間365日仕事するような方だったそうです。しかし、部下に自分に対する評価を聞いた際、小林さんは部下から厳しい評価を受けます。

ショックを受けた小林さんは、自分のやり方を振り返り、部下が働きがいのある環境を作ることが最も成果が上がる方法だと考えて、以前とは180度異なるアプローチを試みます。その際、取り入れたのが、「嫌われる勇気」という本で、広く知られるようになった、アドラー心理学です。

アドラー心理学をどのように取り入れたのかは、本書を読んで頂きたいのですが、僕が感心したのは、著者が今までの自分のやり方を変えてみせた事です。

自分のやり方を変えるのは、例え間違っていたとしても、簡単ではありません。なぜなら、以前の自分を少なからず否定すると感じてしまうからです。

しかし小林さんは、変わることは過去の自分を否定するという事ではなかったと語ります。変わることは、過去の自分を否定するのではなく、本書のタイトルにも書かれている「メガネをかけ変える」くらいの気持ちでいれば、変わることは怖くないというわけです。

変わることは、怖くない。むしろ、間違っていた状態で走り続ける方が怖い。そんな事を考えさせてくれた書籍です。

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