不屈の精神をもったプレーヤーの終わりの始まり。中山雅史の現役引退に思う

日本代表として日本サッカー界をけん引した中山雅史さんが、昨日現役引退を発表しました。
サッカー選手がふがいないプレーをみせた時、「気持ちをみせろ!」というヤジが飛ぶことがあるのですが、中山さんだけはそんなヤジが飛ぶことはありませんでした。いつも100%全力で戦う姿は、観る者に大きな感動を与えてくれました。

JFL時代に中山さんにサインをもらった

個人的には、中山さんは唯一サインをもらったJリーガーでもあるので、コアなファンというわけではありませんが、思い入れがあります。サインをもらったのは、ジュビロがJFL(当時はJ2とも呼ばれていなかった)に所属していた頃。僕は小学生でした。当時、日本代表でばりばりやっていた中山さんが、地元の陸上競技場にやってくるというので、家族で観に行きました。

その試合では中山さんはノーゴールだったのですが、試合は3-0でジュビロの勝ち。中山さんは、試合後に出待ちしていた僕ら小学生に対して気軽にサインをした後に、近くにいた若くてきれいな女性に、僕らにサインをする時以上に熱心に声をかけていたことを思い出しました。

30歳を過ぎても衰えぬ向上心

中山さんの全盛期として思い出されるのは、98年のワールドカップに出場した30歳の時です。当時は4試合連続でハットトリックを達成するなど、ジュビロの黄金期のエースストライカーとして活躍していました。何より30歳を過ぎて、マークの外し方やパスをもらうための動き方に磨きをかけた結果、30歳を過ぎても成績を向上させていった姿は、若い選手たちの見本になったと思いますし、僕らのようなサラリーマンですらも、中山さんから、いつまでも向上心を持ち続けることの大切さを学びました。

熱い気持ちと向上心を持ち続けて、中山さんしかできない仕事を!

札幌に移籍してからは、ずっと怪我と戦い続けていました。両膝は日常生活にも支障がでるほどの怪我だと聞いていますので、引退も致し方なかったのかなという気がします。

引退後も中山さんしかできない仕事がたくさんあると思います。プレーヤーとして持ち続けていた熱い気持ちと向上心を、引退後の人生でも持ち続け、活躍して頂きたいと思います。

中山さん現役生活お疲れ様でした。
ノートに書いて頂いたサインは、今も実家のどこかにあるはずです。

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