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「走らない」チーム同士の対決。データで注目すべきポイント。2015年J1第11節 名古屋グランパス対川崎フロンターレ プレビュー

      2015/05/10

2015年Jリーグ第11節、川崎フロンターレの対戦相手は名古屋グランパスです。この試合は、ライブトラッキングの対象試合なので、両チームのデータを交えながら、注目すべきポイントを紹介します。

チーム走行距離リーグワースト1位と2位の対決

この両チームのデータで注目すべきは、1試合平均のチーム走行距離です。名古屋グランパスのチーム走行距離は、108.783km。川崎フロンターレは、110.506km。実はこの数字は、リーグワースト1位と2位の数字です。つまり、この2チームの対決は「走らないチーム同士の対決」なのです。

ただ、川崎フロンターレは勝っている試合のチーム走行距離の平均は、114.46km。負けている試合の平均は、105.51km。名古屋グランパスも、勝利した第8節の湘南ベルマーレ戦のチーム走行距離は、113.22km。負けた第9節の横浜F・マリノス戦の走行距離は、103.82km。つまり、「走らないチーム同士の対決」ですが、走らなければ勝てないチーム同士の対決なのです。どちらのチームが、主導権を握り、チームの走行距離として反映させることが出来るかに注目です。

名古屋グランパスを象徴する選手は永井

名古屋グランパスのデータを調べていると、面白い特徴に気がつきました。1試合平均のチーム走行距離は、リーグワースト1位なのですが、1試合平均のスプリント数は183回でリーグ2位なのです。つまり、「長い距離は走らないけど、走る時は速い」チームなのです。

そんな名古屋グランパスを象徴する選手が、永井です。永井はスピードを武器とする選手です。最近5試合のスプリント数の平均は、26回。第5節のサンフレッチェ広島戦では、37回のスプリントを記録しています。永井といえばスピード、そして何度も何度もスプリントをするので、スタミナもある選手という印象を持っている人もいると思います。

ところが、永井に関するデータを調べてみると、最近5試合の走行距離の平均は、10.04km。決して多いとは言えません。参考までに、この試合で永井をマークすると思われる川崎フロンターレのエウシーニョの1試合平均の走行距離を紹介すると、10.80kmです。つまり、「長い距離は走らないけど、走る時は速い」という名古屋グランパスの戦い方を象徴する選手が、永井なのです。別の言い方をすれば、今の名古屋グランパスは永井の強みを活かすための戦い方をしているといえます。

永井といえば、スプリントの回数や、最高速度といったスピードに関するデータに注目が集まりますが、走行距離にも注目してみてください。

大久保の走行距離が10km以上ならば得点が入る

2年連続得点王の大久保嘉人のデータを調べていると、ある傾向に気がつきました。大久保が得点をとっている試合の1試合平均の走行距離は、10.21km。得点をとっていない試合の1試合平均の走行距離は、9.93km。得点をとっている試合は、とっていない試合に比べて、走行距離が多いことが分かります。極論ですが、大久保は1試合平均走行距離が10kmを超えたら、得点を取る確率が高いといえるかもしれません。

僕は、大久保が中盤に下がってボールを受ける回数が多いか、そしてボールを受けた後、ターンで相手をかわせるかどうかを、調子のよさを測る基準にしています。大久保が中盤に下がってボールを受ける回数が多い試合や、ターンで相手をかわせる試合は、走行距離が多い試合でもあります。

大久保の試合中の走行距離が、10kmを超えるか注目してみてください。

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