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2017年J2第10節 ザスパクサツ群馬対名古屋グランパス プレビュー「改めてサイドにFWやMFの選手が起用される理由」

   

2017年J2第10節、名古屋グランパスの対戦相手はザスパクサツ群馬です。

なぜ風間監督はサイドにFWやMFの選手を起用するのか

この試合は、シャルレスが久々にスタメンで起用されるため、シャルレスの事に関する記事を目にしましたが、僕は久々に起用されるもう1人の選手に注目しています。それは、青木亮太です。青木は第1節に途中出場しましたが、その後は出場機会を得ることが出来ませんでした。

青木に注目しているのは、名古屋グランパスが開幕してから試してきた、「ボールを運べる選手」になれるかどうか見極めたいからです。名古屋グランパスは開幕してから、杉森、和泉、永井といった、2016年までFWや中央のMFでプレーする事が多かった選手をサイドに起用していました。なぜ、高橋、古林といったサイドの選手を起用せずに、FWや中央のMFでプレーしていた選手を起用するのか。それは、名古屋グランパスが「ボールを相手に保持して、攻撃し続ける」サッカーを目指しているからです。

サイドでプレーする選手に求められる役割

名古屋グランパスのサッカーで、サイドでプレーする選手に求められる役割は、「ミスせずボールを味方に渡し、ボールを相手陣内に運ぶ」プレーです。特に求められているのは、ボールを相手陣内に運ぶプレーです。風間監督はよく「サイドは空いている場所」という表現をすることがあります。ゴールはフィールドの中央にあるので、最後に攻撃しなければならない場所は中央です。最短距離で中央を攻略出来ればよいですが、中央は相手も守っているので、攻略するのは簡単ではありません。しかし、サイドは中央に比べれば空いています。だからこそ、空いているサイドを活用してボールを運び、最後にペナルティーエリアの中に侵入して、いかにシュートチャンスを作るか。そう考えると、名古屋グランパスのサッカーでサイドで起用される選手が、重要な役割を担っている事が分かります。

しかし、これまで9試合を戦い、まだサイドの選手で「これだ」という選手は出てきていません。中央は、櫛引、和泉、玉田というチームの中心と成りうる選手が出てきました。しかし、サイドは試行錯誤が続いています。和泉は中央の方がよいプレーをするので配置転換し、永井は相手を外す動きは上手いけど、ボールを運ぶ動きは上手くない。杉森はボールを運ぶ能力に優れているけれど、プレーの選択にミスが多い。宮原が起用されているのは、ボールが運べて、ミスが少ないプレーをするからですが、サイドは2人必要なので、あと1人同じレベルでプレー出来る選手が欲しいところです。

青木はボールを運ぶ能力に長けている選手です。だからこそ、1試合を通して、「受ける」「外す」といった動きが連続して出来るか。そして、守備の時に必要な動きが出来るか。そして、名古屋グランパスのサイドには、相手の動きを見極めて、サイドだけではなく、中央でボールを受ける動きも求められます。宮原はそれが出来る選手ですが、青木も同じことが出来るか、注目したいと思います。

DF経験者ではいけないのか?

風間監督は、サイドの選手にFWや中央のMFの選手を起用するのは、「ミスせずボールを味方に渡し、ボールを相手陣内に運ぶ」プレーをしてもらうには、FWや中央のMFといった、ボールを保持することに慣れている選手、ボールを保持する技術に優れた選手を配置したほうが、上手くいくのではないかと考えているからだと思います。

僕はサイドの選手が、センターライン付近でパスミスをするのが大嫌いです。なぜなら、センターライン付近でサイドの選手がパスミスをしていたら、ペナルティーエリア付近までボールを運べません。サッカーにならないからです。前節の杉森は、センターライン付近でパスミスと判断のミスを連発したから、交代させられました。宮原は第7節の徳島ヴォルティス戦で、ボールを運ぶ事を恐れ、ボールを後ろに下げるプレーを連発したため、前半で交代させられました。宮原に代って出場した古林は、センターライン付近でのミスが多く、徳島ヴォルティス戦をきっかけにスタメンに定着することは出来ていません。

名古屋グランパスのサイドでプレーする選手に求められている役割は、他のチームより多いと思います。ただ、目指すサッカーを実現させるためには、サイドに「ミスせずボールを味方に渡し、ボールを相手陣内に運ぶ」選手が不可欠です。前節のプレビューで、僕は「サイドで起用する選手は期待されている選手」と書きました。名古屋グランパスにとって、重要な役割を担っているプレーヤーが起用されるポジションなのです。その事を改めて伝えておきたいと思って、プレビューに書きました。

見極めて切れていない選手がどんなプレーをするのか

前節のレビューで、僕は「選手の見極めは、ほぼ終わった」と書きました。しかし、まだ見極めきれていない選手もいます。それは、怪我で出遅れたシャルレスと、青木のような若い選手です。だからこそ、この2人のプレーが良いプレーをすれば、チーム内の競争が激しくなるはずです。

新しいチームにとって節目の10試合目。最低限の成績は残しつつ、伸びしろを感じさせるチームが、どんな試合をみせるのか楽しみです。

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