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Googleに学ぶ真のマネジメント「Pure Pressure is strong management」

      2014/11/06

昨日、「インターネットの未来と私たちの働き方」というイベントに出席してきました。

Google会長のエリック・シュミットの著書「How Google Works」の出版を記念したイベントで、エリック・シュミットが来日して、元Google日本法人代表の村上憲郎さんと、著書に書かれた内容について語るというイベントでした。

Googleという会社の働き方について細かいことはあまり語ってくれませんでしたが、エリック・シュミットという人物が、どのようにしてGoogleという会社をマネジメントしてきたのか、その考え方の一部は知ることが出来たイベントだったと思います。

Good Productを作ることが最優先

エリック・シュミットは、Googleという組織で最優先されるのは、「Good Productを作ることだ」と語っていました。予算や目標を優先するのではなく、あくまで優先するのはGood Product。ここが、Googleと他の会社との最も違う点だと思います。

Good Productを作るとき重要なのは、「なぜそれを作るのか」という動機なのだと思います。その動機が人をひきつけるものであれば、自然と優秀な人が集まり、収益も増えるという信念をGoogleは持っています。それは、自らの成功体験からくるものであり、その信念は簡単には揺るがないものであり、社員一人一人にGoogleのカルチャーとして引き継がれています。

在宅勤務ではイノベーションは生まれない

エリック・シュミットは、「テレコミュニケーションからは、イノベーションは生まれない」と断言していました。人が一箇所に集まって仕事をし、会話や議論をすることで、初めてイノベーションが生まれるだと。僕もその通りだと思います。

コミュニケーションツールが発達して、情報が円滑にやりとり出来るようになっても、やはり人と人が顔を合わせることによって交わされるコミュニケーションは、密度が違うと思います。コミュニケーションツールから体温や目線といったフィジカルな情報を感じ取るのは難しいのですが、どんな文字情報よりも、こうした言葉に出来ないフィジカルな情報の方が重要だと思います。そして、世界のテクノロジーの最先端をけん引するGoogleという会社は、実はこうした言葉に出来ない情報を重視しているのです。

Pure pressure is strong management

僕が今回のイベントで最も印象に残ったのは、エリック・シュミットが語った「Pure pressure is strong management」という言葉です。意訳するならば「純粋な動機付けを促すことが、最高のマネジメントだ」といったところでしょうか。Googleという企業でCEOを務めるにあたって、エリック・シュミットはこの事を心がけていたんだろうなぁと感じました。

Pure pressureは、本人の心の中から生まれてくる必要があります。本人から物事に取り組むための動機を引き出すために、様々な活躍の場やプロジェクト、あるいは働きやすい環境を用意する。こうして生まれたPure Pressureが持てる力を引き出し、強い組織を作り上げる。至極当然なことですが、これこそが真のマネジメントなのだと思います。管理することがマネジメントなのではありません。

イベントで「Googleのような企業にするためには、まずはなにをしたらよいのか」という質問に対して、エリック・シュミットは「ビジョンを持つことだ」と語っていました。ビジョンを持ち、ビジョンを実現させるためにすべきことが何か。そして、そのすべきことを自発的に引き出すこと。これが、Googleでエリック・シュミットが実践してきたマネジメントなのだと思います。

技術者やクリエイターをマネジメントするために必要なことは、エリック・シュミットの「Pure pressure is strong management」という言葉にすべて詰まっていると思います。個人的には、どんな業界のマネジメントにも応用できる考え方だと思いますし、今後の仕事に活かしていきたいと思います。

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