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情報をわかりやすく、視覚的に伝えるためのエッセンスがまとまった良書。書評「たのしいインフォグラフィック入門」(櫻田 潤 )

   

最近、「インフォグラフィック」という表現手法が、注目されています。

「インフォグラフィック」とは、情報、データ、知識を視覚的に表現したもので、標識、地図、報道、技術文書、教育などの形で使われています。最近はスマホ経由で情報を閲覧する人が増えたことで、直感的に情報を取得しようとするニーズに対する表現手法として、情報を視覚的に表現したインフォグラフィックが注目されるようになりました。

NewsPicksは、インフォグラフィックを使うことで、ニュースを分かりやすく、多くの人に読んでもらおうとしています。

本書「たのしいインフォグラフィック入門」は、NewsPicksの記事で使用されているインフォグラフィックを手がけている著者が、インフォグラフィックとは何か、インフォグラフィックはどんな情報で構成されているのか、インフォグラフィックはどうやって作られるのかを、解説した1冊です。

インフォグラフィックを構成する要素

インフォグラフィックは、「ピクトグラム」と「図解」によって構成されています。

「ピクトグラム」とは、言葉を補うグラフィックのことです。トイレで男子と女子を明示するために使われるグラフィックは、代表的なピクトグラムです。このピクトグラムを使って、言葉の代替、補足を行うことで、情報の伝達を円滑にします。

「図解」とは、単純な図形と短い言葉で、物事を説明するグラフィックのことです。グラフやチャートといったグラフィックは、代表的な図解です。

インフォグラフィックを作る上で必要な能力

「ピクトグラム」や「図解」に共通して必要なのは、情報を解析する能力です。情報を解析するために抑えて置かなければならないのが、「5W1H」です。

いつ(When)、どこで(Where)、なにを(What)、なぜ(Why)、だれ(Who)、どのくらい(How)。何かを考えるために基本となる「5W1H」が明確になっていないと、どんなにきれいなピクトグラムや図解を用いて説明しても、多くの人に情報を伝えることは出来ません。その事を、本書は繰り返し、繰り返し伝えています。

本書は、インフォグラフィックという表現を分かりやすく説明しているだけでなく、情報を一連の流れで、いかにして理解してもらうかについて、論理的に、分かりやすく説明してくれています。

インフォグラフィックという手法について学べるだけでなく、最新の情報伝達手段について学ぶには、最適な1冊です。僕も本書を読んで、よりインフォグラフィックについて興味がわきました。いつか、自分のブログでもインフォグラフィックを使って、情報をまとめてみたいと思います。

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