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Jリーグはアジア戦略を強化したいなら英語サイトを充実させよう

   

昨年頃から、Jリーグがアジア戦略に力を入れているというニュースを目にするようになりました。

Jリーグはアジアを目指す ~生き残りをかけた600億円市場 獲得戦略~
村井チェアマンに聞くJリーグ「アジア戦略」の現状と今後。選手も指導者も『アジアで鍛える』
【独占インタビュー】中西大介氏に聞くJリーグのアジア戦略「次に提携するのはマレーシア。W杯予選もっと厳しくなればいい」

Jリーグも設立して20年以上が経過し、日本国内だけで収益を増やしていくのは難しくなってきました。2015年シーズン以降は、日本に法人がある外資企業であれば、出資が認められると言われています。今まで、国内の市場拡大のみ取り組んでいたJリーグにとって、アジア戦略と外資参入は、新たな転換期になると思います。

英語サイトがあるJ1チームは13チーム

そこで、気になったのはJリーグのチームが、英語サイトを持っているかどうかです。英語サイトがあれば、Jリーグに興味を持っている人々に、Jリーグの情報を配信することが出来ます。そこで、J1チームのWebサイトを調べて、英語サイトがあるかどうか、調べてみました。

チーム名 英語サイト チケットの買い方
仙台
山形
鹿島
浦和
FC東京
横浜F
川崎
湘南
新潟
甲府
松本
清水
名古屋
G大阪
神戸
広島
鳥栖

英語サイトを持っているのが、J1の18チーム中、13チーム。意外に多かったというのが、正直な感想です。ただ、内容はあまり褒められたものではありません。せいぜい、クラブプロフィールと選手一覧が掲載されているだけです。日々のニュース情報を更新しているのは、横浜F・マリノスとガンバ大阪だけでした。この2チームは、”まだ”英語サイトの情報が充実しているクラブだと思います。

ちなみに、Jリーグの英語サイトも、日本語サイトに比べると、情報量が不足しています。アジア戦略を強化したいと語っていても、肝心の情報発信が追いついていないというのが現状だと思います。

Jリーグ公式サイト(日本語)

Jリーグ公式サイト(日本語)

Jリーグ公式サイト(英語)

Jリーグ公式サイト(英語)

英語サイトにチケット購入方法が書いてない

気になったのは、チケット購入情報をWebサイトに掲載しているチームが、ほとんどなかったことです。チケット情報を掲載しているのは、FC東京、ガンバ大阪だけ。しかも、2チームともWebサイト上では決済出来ません。これだと、日本語がわからないユーザーがJリーグを観に行こうと思っても、チケットを自分で購入するのは、難しいのではないかと思いました。新たなサポーターを獲得するには、現在のWebサイトの情報量では不十分だと思います。

アジア・海外戦略に手がまわらないクラブの現状

Jリーグの各チームは、今までホームタウンの商圏内で、サポーターを増やそうと努力してきました。取り組んでいるスタッフは、地道な活動を、丁寧にこなしていらっしゃると思います。Jリーグの現在の人気は、Jリーグに関わるスタッフの方々の努力なしには、ありえません。

ただ、本気でJリーグがアジア戦略を実行し、外資参入を受けてさらなる発展を成し遂げようとするのであれば、海外のサポーターや投資を考えている人々に対して、日本語サイトと同様の情報を、英語でも発信していくことが求められているのだと思います。情報発信は、Webサイトだけではありません。SNSを使った情報発信も、英語を使った情報発信が求められていると思います。もしかしたら、英語での情報発信は、WebサイトよりSNSの方が、サポーターを獲得するには、有効かもしれません。

Jリーグのクラブが、本気でアジア戦略に取り組み、海外に向けて情報を発信していこうとしたら、ホームタウンへの集客活動を担当している人材が片手間にやるのではなく、専門の人をおいて担当させるしかないと思います。しかし、現在J1クラブにそんな余力があるようにみえません。それは仕方がないとも思う反面、Jリーグの意向と、現場のクラブの実情は、大きな差があるように思えます。

地方クラブは海外戦略に注力せよ

だからこそ、これからJリーグに参入していこうとするクラブや、地方に位置するクラブは、いち早くアジア戦略や外資参入のための準備を進めることができたら、現在のJ1クラブを上回る規模へと凄いスピードで発展出来る可能性があります。

Jリーグのクラブの数も、J1からJ3のクラブ数を合わせると、52クラブもあります。これだけクラブの数があれば、後から参入したクラブが、ファンを獲得するのは、簡単なことではありません。もしかしたら、アジアや海外に向けて、WebサイトやSNSを通じて積極的にPRした方が、賢明なのではないかと思います。ちなみに、FC今治は岡田武史さんのコネクションで、来年から中国企業がスポンサーになるそうです。分かっているクラブは、既に動き出しています。

マンチェスター・シティとチェルシーは、外資が参入する前は、地元でも知る人ぞ知る、地域限定の人気クラブで、正直ぱっとした存在とはいえませんでした。それが、外資が参入したことで、劇的な発展を遂げ、今やヨーロッパ有数のビッグクラブへと成長しています。

だからこそ、海外向けのプロモーションを、どのクラブが積極的に行って、新たな市場を獲得できるのか。2015年以降のJリーグがどこまで発展するかは、ここにかかっていると思います。

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