名が人を為す。情熱大陸「松坂桃李」

2012/11/14

情熱大陸
先週の情熱大陸は、「梅ちゃん先生」で堀北真希の相手役を務め、今最も話題の俳優である松坂桃李でした。
今回の番組は、2つの構成に分類されていました。前半部分は、松坂の仕事ぶりに密着。後半部分は、そんな松坂桃李がなぜ生まれたのか。その理由を説明する構成になっていました。僕が印象に残ったのは、後半部分でした。

名前がきっかけでいじめられる。

幼い頃はやんちゃで、いたずらっ子だった松坂は、小学校の頃に「桃李」という漢字の中に含まれている「桃」という字を理由に、同級生からいじめられます。その影響から、感情を表に出さなくなり、目立たない存在として、大学までを過ごすことになります。しかし、ふとしたきっかけから、モデルオーディションに応募。グランプリを獲得。その後はNHKの朝ドラに抜擢されるほどの活躍ぶりをみせています。

名前に導かれた人生

後半部分で特にフォーカスされているのは、彼の「桃李」という名前についてです。「桃李」という名前は「桃李不言下自成蹊(とうりものいわざれども、したおのづからこみちをなす)」という故事から名付けられたのだそうです。

番組の中で、彼は自分の父親に「名前の由来」について、聞くシーンがありますが、彼にとって「名前」というのは、重要な要素だと、番組を観ていて感じます。彼のこれまでの半生は、「名前」がきっかけでいじめられた幼年期と、「名前」がブレイクし人々に知られるようになった青年期、とはっきり分かれています。ここまで、「名前」によって、人生が左右された人も珍しいのではないのでしょうか。

彼の名前の由来になった故事は、以下のような意味があるそうです。

桃や李(すもも)は何も言わないが、花の美しさに惹かれて多くの人が集まってくるから、木の下には自然と道ができる。徳望のある人のところには、自(みずか)ら求めなくても、その徳を慕て人が自然と集まって来ることの喩え。

今の彼は、名前の由来の意味そのもののような人物だと思います。それが、わかりにくようですが、彼の人気の秘密なのだと思います。彼が、これからも「桃李」という名前に恥じない活躍ぶりを見せてくれることに、期待したいと思います。

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情熱大陸史上に残る傑作。若手俳優に密着した作品としては、出色の出来です。小栗旬編はこちら。
僕は彼のファンではありませんが、これはお勧めです。