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イングランド・プレミアリーグ2015年シーズン第24節 レスター・シティ対リバプール

   

イングランド・プレミアリーグ2015年シーズン第24節、レスター・シティ対リバプールは、2-0でレスター・シティが勝ちました。

勝敗に影響した両チームのコンディション

この試合は、両チームのコンディションが勝敗に大きく影響しました。レスター・シティは中9日空いての試合でしたが、リバプールは9日間に、リーグカップとFAカップの試合を行い、この試合は中2日でむかえた試合でした。もちろん、リバプールは選手を入れ替えながら戦っているのですが、チームとして完全にコンディションは回復しきれていなかったと思います。特に、攻守が切り替わる時の動きが遅かったように感じました。

一方のレスター・シティは、中9日空いたので、3日間のオフを挟めたこともあり、コンディションを整える時間が十分にとれました。コンディションの良さは、守備の時の動きの速さに現れていました。ボールを持つリバプールの選手を、あっという間に囲い込み、ボールを奪ってしまうプレーは圧巻。リバプールのクロップ監督が以前率いていた、ドルトムントの「ゲーゲンプレス」のような迫力がありました。

この試合をイングランド代表のロイ・ホジソン監督が観に来ていましたが、お目当てはスーパーゴールを決めたバーディーだけではなかったようです。試合後、レスター・シティのラニエリ監督へのインタビューで「ドリンクウォーターはイングランド代表に選ばれると思うか?」と質問されていました。

ドリンクウォーターのパスを見逃すな

2016年シーズンが始まる前、ダニー・ドリンクウォーターがイングランド代表に選ばれるかもしれないと思っていた人がどれだけいるでしょうか。しかし、レスター・シティの試合を観ていれば、今のドリンクウォーターがイングランド代表に選ばれてもおかしくないプレーを披露していることは、試合を観ている人なら理解できます。

ドリンクウォーターの強みは、パスです。いつ、どこに、パスをするのか。特に縦方向に出すパスのタイミングとコースの選択が上手く、レスター・シティの攻撃をスピードアップさせるのに、ドリンクウォーターのパスは欠かせません。また、ボールを扱う技術にも長けていて、相手の守備をひきつけ、パスした味方をフリーにさせるようなプレーも出来ます。

イングランド代表には、ドリンクウォーターのようなパスが上手い選手がいないので、ホジソン監督も注目しているのだと思いますし、パスが上手いドリンクウォーターと、守備が上手くて広範囲に動けるカンテとのセントラルミッドフィールダーのコンビが、レスター・シティの躍進を支えています。バーディーとマレズに注目が集まりがちなレスター・シティですが、ドリンクウォーターのプレーにも注目して欲しいと思います。

レスター・シティは、リバプール、マンチェスター・シティ、アーセナル、と続く、2月の強豪3連戦を勝利でスタートすることが出来ました。次節のマンチェスター・シティ戦は、首位攻防戦(!)。まだリーグ戦は14試合あるので、天王山というには早いですが、レスター・シティが優勝する資格があるチームなのか、試されます。

岡崎も試合後のインタビューで、「マンチェスター・シティとアーセナルとの試合は負けなければいい」というコメントをしていましたが、アウェー2連戦ということもあるので、負けなしで終われれば、十分優勝の資格はあると、世間に示すことが出来ると思います。

引き続きラニエリのマネジメントに注目していきます

レスター・シティの戦いを観ていると、サッカーというスポーツで、自分の出来ることをきちんとこなすことが重要か実感します。自分が出来ることをきちんとやり、結果を出し、結果が出たことでチーム全体に自信がつき、さらに自分が出来ることが増えてくる。その好循環が、レスター・シティというチームを強くし、相手のコンディションが悪かったとはいえ、2015年1月には20位だったチームが、リバプールを圧倒出来るようなチームへと生まれ変わったのです。

何度も繰り返しますが、今のレスター・シティの試合を観て損はありません。今シーズン10試合近くレスター・シティの試合を観てきましたが、ハズレだと思った試合は1試合もありません。チーム全員、自分が出来ることを毎試合出しきり、攻撃にも守備にも全力で取り組む。そんな試合を毎試合観れるのですから、レスター・シティに興味がなかった人を、十分楽しませてくれるはずです。

だからこそ、ラニエリ監督がチームに対して、どんなマネジメントをしているのか気になります。引き続きレスター・シティの試合を観ながら、ラニエリの発言にも注目しつつ、どんなアプローチでチームをマネジメントしているのか、注目していきたいと思います。

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