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イングランド・プレミアリーグ2015年シーズン第34節 レスター・シティ対ウエストハム レビュー

   

イングランド・プレミアリーグ2015年シーズン第33節、レスター・シティ対ウエストハムは2-2の引き分けでした。レスター・シティの連勝は5でストップ。無失点も5でストップ。チーム新記録となる6連勝はなりませんでしたが、8戦負けなし。着実に勝ち点は積み重ねています。

レフェリーの判定に左右された試合

この試合は、レフェリーの判定が試合を動かしてしまいました。56分にヴァーディーがペナルティエリアにドリブルで侵入。ヴァーディーを後ろから追いかけていたウエストハムのDFのオグボンナが、手をかけ、足を引っ掛けた後に、ヴァーディーが転倒しましたが、レフェリーの判定はシミュレーション。ヴァーディーは28分にイエローカードを提示されていたので、(このプレーもイエローカードを提示するほどではなかったと思います)2枚目のイエローカードで退場。レスター・シティは10人で戦うことになってしまいました。

レスター・シティは、ヴァーディーの退場以降、後手を踏んでしまいます。既に54分に1人選手交代枠を使っていたにもかかわらず、59分にはいつもどおりに岡崎とウショアを交代。1人退場者を出したことで、普段とは別のゲームプランに切り替えなければならないにもかかわらず、普段通りの交代をしたことで、試合終盤の選択肢が少なくなってしまいました。

ウエストハムの攻撃に後手を踏む

この試合、ウエストハムは徹底的にFWを狙った、ロングパスを使う攻撃を仕掛けてきました。後半からはキャロルを投入し、2トップに変更。さらにロングパスの本数を増やします。ウエストハムの狙いは、レスター・シティのセンターバックのモーガンとフートです。モーガンは身体が強い選手ですが、特別ヘディングが強い選手ではありません。ウエストハムはヘディングで競り合あわせるようなパスを、モーガンのエリアに集めていました。

一方、フートはヘディングは強いですが、足が遅く、背後のスペースを守る守備は得意ではありません。左サイドバックのフックスも足が速い選手ではないので、足が速い選手にドリブルで仕掛けられたり、背後を狙われたりすると、簡単に崩されてしまうことがあります。ウエストハムは、まずはロングパスを送り、競り合った後のこぼれ球を拾って、右サイドにパス。右サイドにいる足の速いモーゼス(交代後はバレンシア)にボールを集め、徹底して右サイドから仕掛け続けました。

どうにか負けなかった

11人であれば、レスター・シティは十分守りきれたと思います。しかし、10人になってしまうと、どうしても相手DFやボランチといった選手への守備が甘くなってしまいます。徐々に徐々に相手に押し込まれた結果、PKと見事なミドルシュートで2失点。本来なら、負けてもおかしくない試合でした。

ただ、ロスタイムにシュラップの突破をキャロルが倒したとして、PKの判定。キャロルはきちんと肩でチャージしたと思いますし、これがPKの判定なら、ヴァーディーの突破はPKだったと思います。PKをウショアが決めて、2-2の同点。レスター・シティとしては、貴重な勝ち点1を得ることが出来ました。

ヴァーディー退場の後の試合運びは、決して上手くいったとはいえません。レフェリーのジャッジの傾向を見極め、自分たちに有利になるように利用するしたたかさも、レスター・シティにはありませんでした。ただ、上手くいかない試合は、シーズンで必ずあります。上手くいかない試合で勝ち点1を取れたのは、チームの力を証明したともいえます。

楽ではない残り4試合

レスター・シティにとって、残り4試合の日程は決して楽ではありません。ホームゲームでボールを保持するのが上手いスウォンジー・シティ、アウェーでマンチェスター・ユナイテッド、ホームで簡単には勝たせてくれないエバートン、そしてアウェーのチェルシー。一癖も二癖もあるチームとの対戦が残っています。トットナム・ホットスパーとの勝ち点差は5ありますが、このまま簡単に優勝出来るとは思えます。

次節はヴァーディーは出場停止。エースの不在は痛手ですが、岡崎にとっては、自身の存在価値を示すチャンスです。どんな試合になるのか、注目したいと思います。

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