nishi19 breaking news

スポーツでもっと楽しい未来を作る

30年以上前のライフハック本は今でこそ使える。書評「男の作法」(池波正太郎)

   

「食べる」「住む」「装う」「つき合う」「生きる」、それぞれの場面で男はどう振る舞うべきか。「鬼平犯科帳」などの作品で知られる池波正太郎が、「粋な男」の振る舞い方について書いた本が、本書「男の作法」です。

30年以上前の本とあなどるなかれ

本書が発売されたのは1981年。今から30年以上前の本なのですが、驚くほど現代との共通点や、参考になる点が多いのです。

現代の若い人たちを見ていて感じることは、
「プロセスを大切にしない・・・・:ということだね。
(中略)
プロセスによって自分を鍛えていこうとか、プロセスによって自分がいろんなものを得ようということがない。だから道が見つからないんですよ。
(楽しみ)

「結婚式」が最大の人生目標なんだね。新婚旅行から帰るまでがすべてなんだ。それから後はもう、家のローンも払わなきゃならない。子供を産まなきゃならない、楽しむこともお互いにそんなに出来ない、何年たてば係長になって、何歳でうまくいったら部長になって、こうこう・・・と、もうわかっちゃってる感じで。
(結婚)

「時間」の問題というのは、もう一つ大事なことがある。それは、自分の人生が一つであると同時に、他人の人生も一つであるということだ。自分と他人の付き合いでもって世の中は成り立っているんだからね。だから時間がいかに貴重なものかということを知っていれば、他人に時間の上において迷惑をかけることは非常に恥ずべきことなんだ。
(約束)

男はどう振る舞うべきなのか教えてくれる1冊

本書は、今から30年前に書かれた本だからこそ、今読んで損はないと断言できる1冊です。誰も教えてくれない、「食べる」「住む」「装う」「つき合う」「生きる」それぞれの場面で、男はどう振る舞うべきなのか、詳しく教えてくれる1冊だからです。

池波正太郎さんの小説やエッセイは、これまで全く読んだことがないのですが、本書を読んで興味が出てきました。機会をみつけて、他の本も読んでみたいと思います。

おすすめ商品

 - ,