1対1の戦いに負けない強さが求められる試合。2014年J1第21節 川崎フロンターレ対横浜F・マリノス プレビュー

2014/08/25

2014年J1第21節、川崎フロンターレの対戦相手は横浜F・マリノス。第14節に対戦した時は、3-0で横浜F・マリノスが勝ちました。しかし、この試合は両チームのコンディションに大きな差があり、川崎フロンターレはコンディションが整わない状況で、試合に臨まなければなりませんでした。したがって、前回のレビューでも書きましたが、あまり参考にならない敗戦だったと思います。

1対1でも相手を止める守備

この試合のポイントは、攻守の1対1で負けない事です。

横浜F・マリノス戦も、前節同様3-4-3で臨むことが予想されます。3-4-3というフォーメーションは、守備をするDFが3人しかいないため、相手にボールを奪われてカウンターを受けた時、DFは1対1で相手のFWと対峙することが、4-4-2や4-3-3や4-2-3-1よりも多いフォーメーションです。

したがって、DFは1対1、もしくは1対2のケースでも、相手からボールを奪う、奪えなくても相手の攻撃を遅らせる対応が求められます。1対1で負けることは、即失点に繋がります。セレッソ大阪戦の2失点目は、小宮山が永井に1対1で競り負けたのが要因でした。

横浜F・マリノスは、時にゆっくりとボールを回し、時にロングボールを効果的に使いながら、1対1の局面を作るのが上手いチームです。特に、横浜F・マリノスには齋藤学というJリーグ有数のドリブラーがいます。どんな距離でも正確なボールが蹴れる中村俊輔がいます。カウンターを受けた時、1対1にさらされる場面は、他のJリーグのチームより多いことが予想されます。

だからこそ、この試合は1対1の守備に注目して観て欲しいと思います。

攻撃でも1対1で負けない。ミスをしない

1対1で負けてはならないのは、攻撃でも同様です。

横浜F・マリノスには、MFに小椋、DFに小林、栗原、中澤と1対1の戦いに強い選手が揃っています。川崎フロンターレの攻撃を封じるために、前からプレッシャーをかけ、ボールを奪うのが得意な選手の能力を活かして、高い位置でボールを奪おうとするはずです。また、プレッシャーをかいくぐっても、レナトが小林を1対1で突破するのは簡単ではありませんし、栗原、中澤のセンターバックコンビを攻略するのも、簡単ではありません。

3-4-3はミスが即失点につながるフォーメーションです。だからこそ、攻撃では1対1に負けず、ミスをしないことが求められます。ミスをしなければ、セレッソ大阪戦の前半のように面白いようにゴールが決まると思いますし、ミスをすればセレッソ大阪戦の後半のように、失点を重ねることになります。

3-4-3というフォーメーションに注目が集まりがちな今だからこそ、1対1の戦いにどれだけ勝てるか注目して観たいと思います。

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