松坂世代は、中邑真輔世代でも、中村憲剛世代でも、田臥勇太世代でも、西野亮廣世代でもある。

Twitterのトレンドにも表示されましたが、WWEでプロレスラーとして活躍する、中邑真輔が「ロイヤルランブル」というバトルロワイヤル形式の大会に優勝し、「レッスルマニア」というWWEの年間最大のイベントで、メインイベンターで、チャンピオンのAJスタイルズと対戦することが決まりました。

今年は、2017年に完成し、360°スクリーンがあることで知られている、メルセデス・ベンツスタジアムでの開催が決まっており、7万人以上の動員が見込まれています。規模、注目度含めて、世界最大のプロレスイベントです。

中邑真輔は1980年生まれの37歳。この世代は「松坂世代」と呼ばれる世代です。松坂大輔、杉内俊哉、和田毅、村田修一といった素晴らしい野球選手に注目が集まった世代ですが、最近は野球以外のアスリートや、作家などに注目が集まっています。

アメリカで活躍する中邑真輔だけでなく、2016年でJリーグMVPを獲得した中村憲剛、名古屋グランパスでプレーする玉田圭司、栃木ブレックスと2年目を迎えたBリーグを牽引する田臥勇太といったアスリートだけでなく、年末の「THE MANZAI」で注目を集めたウーマンラッシュアワーの村本大輔、最近は絵本作家としても注目されているキングコングの西野亮廣、小説家としても注目されている又吉直樹、不思議な魅力だけでなくエッセイも注目されている壇蜜など、多種多様な人材が集まる世代でもあります。

この世代は、とても変化の多いなかで育った世代です。高校はポケベル、大学は携帯、そして社会人になってからスマートフォンと、モバイル端末の変化とともに成長した世代です。そして、この世代が就職活動をしていた時代は「超氷河期」と言われ、日本はバブル崩壊後の不景気の真っ只中。松坂世代と同じ1980年生まれの僕は、「とりあえず就職しよう」「終身雇用なんてありえない」と思いながら、就職活動をしていたのを思い出します。

この世代は、松坂大輔のように、若い頃から注目されていた人たちだけでなく、最近は松坂大輔の活躍を横目に見つつ、自分の事を件名に取り組んでいた人たちが、少しずつ陽の目をみるようになってきたように感じます。

松坂大輔も中日にテスト入団が決まり、杉内俊哉も、和田毅も、みな今の自分の居場所でもがいているのだなぁと、最近のニュースを読んでいて感じます。

ただ、中邑真輔のニュースのように、同世代の嬉しいニュースを聞くのは、嬉しいけれど、ちょっと悔しい。

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photo by temaki