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熱風2016年1月号 特集「日本人とクスリ」-自分の身体の声に耳を傾けていますか?-

   

熱風2016年1月号

スタジオジブリは、毎月10日に「熱風」という無料の小冊子を発行しているのですが、今月の特集は、「日本人とクスリ」です。

体の具合が悪い時は、病院に行って薬を飲んで治療。症状が軽い時は市販薬を飲むというのが、一般的な考えです。しかし、一方で大量に飲んだ薬を止めたら、体調がスッキリしたという話も耳にします。果たして本当に薬は必要なのか。最近、様々な本が出版され、議論されている問題について、医師に話を伺っています。

「日本人とクスリ」特集のラインナップは、以下のとおりです。

医者とクスリを遠ざけて(近藤 誠)
日本独自の奇妙な「健康診断」(大櫛陽一)
市販薬を甘く見てはいけない(宇多川久美子)
薬を止めることによって長生きするかもしれない(米山公啓)
在宅診療のほうが圧倒的に薬は少なくなります(川島 実)
「どうにもならんことは どうにもならんどうにかなることは どうにかなる」<特別寄稿>(市村有紀子)

効果も薄く、副作用が強い?

今回の特集の冒頭では、「医者に殺されない47の心得」という本の著者である近藤誠さんのインタビューが掲載されています。近藤さんはインタビューで、「クスリが効かないとか、副作用が強いとかは、医者の間では常識」と語っています。近藤さんによると、ほとんどのクスリはプラシーボ効果(偽薬効果)程度の効果しかないものが多いのだそうです。そして、効果があるということは、当然副作用もあるというわけです。身体によい効果だけがあるわけではないにも関わらず、副作用の事を考えずに、服用されているケースが多いと語ります。

その背景にあるのは、診療の効率化です。医者の数が不足しており、病院に対する患者の数が多く、1人1人に対する診察に時間をかけることが出来ません。また、医者はクスリをもらえないと、患者に「ヤブ医者だ」「何もしてない」と言われてしまうため、クスリを処方せざるを得なくなるというわけです。ただ、クスリが必要な人は存在し、最近のクスリは劇的に進化しているということも頭に入れておく必要があります。問題は、最適な診察が受けられないのと、あまりにも人々がクスリを頼りにするようになったことだと考えます。

熱をクスリで下げることは、問題の先送り?

野口整体の創始者である野口晴哉さんの著書に「風邪の効用」という本があります。人間が風邪をひいて熱を出すのは、身体に入った細菌を体外に排出させようとすることで起こる現象です。したがって、熱が出るので熱を下げてしまうクスリを飲むと、逆に体外に排出したかった細菌が体内に残ってしまい、かえって重い病気を発症する可能性が高いという事を書いています。つまり、クスリに頼る人は、自分の身体が発する声に、耳を傾けていないとも言えます。

この特集を読んでいると、医者、病院、クスリといった医療に関する分野だけでなく、自分の身体とどのように向き合ったら良いのか、考えさせられます。まずは、自分の身体は自分がきちんと管理する。僕はそこから始めてみようと思います。

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