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すべてはお客様の満足のために。書評「ワンクリック―ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛」(リチャード・ブラント)

   

ワンクリック―ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛

Amazonという会社のサービスは、知らず知らずのうちに私たちの生活に深く入り込んでいます。Amazonの存在を知らない人やAmazonのサービスを使ったことがない人は、いないといってもよいではないのでしょうか。

そんなAmazonという会社はどのようにして生まれ、どのような考え方で成り立っているのか。創業者のジェフ・ベゾスの半生と併せて、詳しく解説したのが本書です。

使いやすさのためにはなんでもする

本書を読んで、Amazonという会社の特長として感じるのは「使いやすさのためにはなんでもする」という考え方です。「使いやすさのためにはなんでもする」という考え方を実践する企業は他にもありますが、Amazonという会社は徹底しています。

お客様のことを第一に考える

なぜ、Amazonは「使いやすさのためにはなんでもする」のでしょうか。それは、「お客様のことを第一に考える」からです。インターネットで商品を買うときに、出来る限りストレスを少なくし、満足してもらう。商品が選びやすいように画面をシンプルな構成にし、在庫切れの商品を可能な限り少なくした上で、たくさんの商品の中から自分が本当に購入したい商品を選べるようにする。そして、購入したら商品が短期間で到着する。こうした現在当たり前になっているAmazonのサービスは、「お客様のことを第一に考える」という考え方を徹底した結果なのです。

エンジニアは顧客の要望にNoと言ってはならない

こうした、「使いやすさのためにはなんでもする」「お客様のことを第一に考える」考え方をAmazonが実現できたのは、なぜか。それは、創業者のジェフ・ベゾスがエンジニア出身だったということが大きいと思います。

多くのエンジニアは、自分の技術が人の役に立つことを喜びとしています。そして、真のエンジニアは技術としての素晴らしさが全面に出るよりは、サービスの良さを全面に出すために技術を使えるものです。何のために技術が必要なのか、よくわかっているのです。

昔、「エンジニアは顧客の要望にNoと言ってはならない」という言葉を聞いたことがあります。本書を読んでいると、この言葉はAmazonという企業そのものを現わしている気がします。

顧客の要望にNoとは言わず、求めている商品を簡単に買えるにようにして、迅速に顧客の元に届ける。Amazonは今後もサービスの改善を徹底していくでしょう。それ故にAmazonの真の発展はこれからなのではないか、と本書を読んで感じました。

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本書を読むと、KindleがAmazonのサービスと技術が結集した商品だということが、本書を読んでよくわかりました。

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