「自分は何を大切にしてきたのか?」「本当にやりたいことは何か」。仕事の流儀「転職エージェント 森本千賀子」

2013/08/31

リクルートエージェントNO.1営業ウーマンが教える 社長が欲しい「人財」!

今週のプロフェッショナル仕事の流儀は、企業と求職者の橋渡しをする「転職エージェント」のプロフェッショナル。僕も前回の転職の時に、リクルートエージェントの担当者には本当にお世話になりました。

実は、当初転職を検討していた時、違うエージェント(某I社)と転職活動を進めていたのですが、全く話が噛み合わず、面接を受けても相手の要望と自分の考え方やスキルが食い違っていて、面接を受けても全く通らないという経験をしました。

その後、リクルートエージェントに切り替え転職活動を進めた結果、スムーズに転職活動が進んだ経験があるので、自分の経験を重ねながら放送を見させて頂きました。

重要なメールを朝に打つ。

森本さんの仕事の仕方で驚いたのは、朝の起床時間だ。その時間はなんと午前4時。午前7時に起きてくる2人の息子さんのご飯も食べさせ、保育園に送る前に、重要なメールを朝に打つのだそうだ。でも、朝早くに重要なメールを打つことは、森本さんの仕事をすすめる上で重要な意味を持つのだという。森本さんは映像の中で、朝早くメールを打つことについて、このように語っている。

このタイミングだと私、半分プライベートなんですよ。半分くらい柔らかいんですよ。日中だと構えてしまうようなメッセージも、いまだとすごい自然体で送れる。

プライベートの空間の気軽さを、良い意味で利用することで、仕事を前向きに進める力としていることは、働く母親の忙しさを、うまくプラスに転換しているなと感じました。

何ができるかより、本当にやりたいことは何か。

森本さんは、候補者を面接する際、面接相手のスキルをあまり重要視していないそうです。重要視しているのは、「何ができるかより、本当にやりたいことは何か。」。

この質問を聞いて思い出したのは、以前読んでいたほぼ日刊イトイ新聞の「はたらきたい。」 という書籍に書かれていた文章です。
はたらきたい。」 の「面接試験の本当の対策」という章の中で、糸井重里さんと転職エージェントの河野晴樹さんがこんな話をしています。

河野:(中略)本当のことを言っちゃうと、新卒の面接をやる場合、「君がさ、これまで大切にしてきたことって何?」という、ものすごく概念的な質問で十分なんですよ。
糸井:ほぉー
河野:「本当に大切にしてきたことは何?あるの?ないの?」って。
(中略)
糸井:その話を聴いてるだけで、わくわくしますね。

森本さんと「はたらきたい」に書かれている話から考えると、働くにあたって、自らに問いかけるべきは「どういう仕事がしたいのか?」ではなく、「自分は何を大切にしてきたのか?」なのだと。自分の価値観にマッチした仕事こそ、自分が輝ける瞬間を見出すことができるのだ、と改めて実感しました。

「適職」を見つけるために、必要な「大切なこと」「本当にやりたいこと」

今回の放送を観ていて考えさせられたのは「転職」という行為の意味です。「転職」とは「適職」を見つけるための活動でもありますが、エージェントが紹介した仕事が、相手にとって最適だったかは転職するまでわかりません。

森本さんのようなプロフェッショナルでも番組の後半に、50代の女性に未経験の介護ビジネスへの転職をサポートしている際、その転職が最適だったかと深く考えて悩む場面があります。そんな時に原点に立ち返ることができる言葉が、「自分は何を大切にしてきたのか?」「本当にやりたいことは何か」なのだと思います。

実際森本さんも転職こそしていないものの、「家庭と仕事」というテーマで人生の岐路にたった時、「自分は何を大切にしてきたのか?」ということを問いかけて、悩んで自分なりに答えを出してきています。

今後、自分の仕事に悩んだら、転職について考える機会が訪れたら、改めて「自分は何を大切にしてきたのか?」「本当にやりたいことは何か」という言葉で、原点に立ち返って考えたいと思います。

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