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苦手なチームに勝ってこそ本当に強いチーム。2014年J1第16節 サガン鳥栖対川崎フロンターレ プレビュー

   

2014年J1第16節、川崎フロンターレの対戦相手はサガン鳥栖。セレッソ大阪戦から、3戦連続のアウェーゲーム。今節で3戦目です。

体をぶつけてくるサガン鳥栖の守備をいかに崩すか

2012年以降、サガン鳥栖との対戦成績は1勝5敗と苦手にしています。川崎フロンターレがサガン鳥栖を苦手とするのは、2つの理由があります。

1つ目は、サガン鳥栖の守備です。サガン鳥栖の守備は、ボールを持っている選手に対して、他のJリーグのチームに比べて、激しく体をぶつけてボールを奪おうとしてきます。その守備は、ファウルになることもいとわないほどです。

川崎フロンターレは、これまでサガン鳥栖の守備によって、ボールを持っている選手がボールを奪われたり、例え、ボールを奪われずにパスを出せたとしても、パスを受けた選手がボールを奪われたり、パスを出した後に体をぶつけられることで、ボールを受ける動きが遅れ、自分たちのペースでパス回しが出来ないことがありました。

この試合も、サガン鳥栖はボールを持っている選手、特にキープレーヤーである中村憲剛と大島僚太には、激しく守備をして、パス回しのテンポを上げさせないようにしてくるはずです。時に、ボールを出した後に、ファウルにならない範囲で体をぶつけ、相手をいらだたせるようなプレーもしてくることも考えられます。川崎フロンターレとしては、パスして受ける、パスして受けるの動きを繰り返し、相手の守備を崩せるかがポイントです。

また、前節の清水エスパルスのように、前半は相手の守備を引き出し、走らせ、相手の体力を奪うことが出来れば、川崎フロンターレのペースでゲームを進めることが出来るはずです。

サガン鳥栖は、FWの豊田も含めて、全員が忠実に守備をしてくるチームですが、その分、1人が動きを止めたり、守備の1対1で負けると、穴があきやすいチームでもあります。だからこそ、清水エスパルス戦のように、ボランチとセンターバックとの間で何本もパス交換して、相手の守備を引き出し、何回も走らせ、相手の足を止めさせることが重要です。

選手間の距離を広げてくるサガン鳥栖の攻撃をいかに封じるか

2つ目は、サガン鳥栖の攻撃です。サガン鳥栖は、コートの両サイドを使った攻撃を得意としています。サイドに長いパスを出すことで、相手選手同士の距離を広げた後、クロスボールを中央の豊田や池田といったヘディングの強い選手にあわせ、ゴールを奪うのが得意なパターンです。

川崎フロンターレは、選手間の距離を短く保てている時、よいプレーが出来るチームです。しかし、サガン鳥栖は川崎フロンターレが好む選手間の距離を、攻撃の時に広げようとします。したがって、サガン鳥栖の攻撃が上手くいくと、川崎フロンターレが攻撃を仕掛けようとするとき、選手間の距離が遠いため、パスが普段通りにつながらなかったり、選手間の距離を調整するため、攻撃に時間がかかってしまったりします。こうして、上手くいかない攻撃を調整しようとしている間に、サガン鳥栖の激しい守備を受けてしまうと、サガン鳥栖のペースで試合が進んでしまいます。

川崎フロンターレとしては、自分たちがボールを保持する時間を増やすことで、相手の攻撃を受ける時間を減らすこと。それと、相手の攻撃を受けた時も選手間の距離を保ち、ボールを奪われた後すぐに奪い返す守備が求められます。

いずれにしても、川崎フロンターレが今シーズン披露してきた攻撃が、どれだけの力があるのか、試される1戦だと思います。
優勝するには、苦手とするチームにきちんと勝たなければなりません。
そして、この試合を勝てば、2位のサガン鳥栖との勝ち点差が1に縮まる重要な試合。楽しみです。

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