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スポーツアナリティクスとメディア。小用圭一(Yahoo! Japan メディアサービスカンパニー・スポーツナビ プロデューサー)受講メモ

   

12月21日に開催された、「スポーツアナリティクスジャパン2014(SAJ2014)」というカンファレンスに行ってきました。スポーツに関するデータや数値を分析する「スポーツアナリティクス」。この聞き慣れない領域が欧米のスポーツ界で今、大きな存在感を示し始めています。そして、この波は間違いなく日本スポーツ界にもやってきています。SAJ2014は、スポーツアナリティクスに関する日本で初めてのカンファレンスです。

今回は、Yahoo! Japan メディアサービスカンパニー・スポーツナビ プロデューサーの小用圭一さんの講演「スポーツアナリティクスとメディア」の受講メモをご紹介します。

小用さんのプレゼンは、メディアがデータをどう扱っているのか、データを使ったコンテンツをいかにユーザーに提供していくかという点で、他のセッションとは違う切り口のプレゼンでした。

印象に残ったのは、「ライトユーザーはデータをつかった情報は好まない」という指摘です。データを使った情報はコアなファンには受けるけど、ライトユーザーは読んでくれないので、メディアとしては掲載しにくいとのことでした。データを使った情報は、スポーツの現場では重宝されているものの、ライトユーザーにいかに身近な情報として取り扱ってもらうかは、今後の課題なのかもしれません。

スポーツナビは国内No1スポーツメディアサイト

  • 月間5.5千万ユニークユーザー(PCとSPはダブルカウントしているので、実際は3,000万)
  • 月間26.2億PV
  • ワールドカップ特集ページは、世界中で最もみられた特集メディア

どんな仕事をしているのか

  • 仕事をしているメンバー
    • 企画者
    • デザイナー
    • エンジニア
    • 編集者
  • どこを目指している?
    • 豊かなスポーツライフの実現
  • メディアとスポーツアナリティクス
  • 今まで取り組んだスポーツアナリティクス事例
    • ファンサカ&ファンタベ
      • スポーツ選手のパフォーマンスをスポーツアナリティクスで採点
      • 全世界で5,000万以上遊んでいる
    • 甲子園球児にみる出身地と出身校の関係
      • インフォグラフィック(直感的にわかりやすい見せ方)を使ってみせている
      • UI-UXの進化事例

感じている課題

  • 1/50:1/5
    • メディアページに対するファンタジーゲーム利用者の割合(日米の比較)
    • 1/15
      • スポーツナビプロ野球全体におけるデータ閲覧者の割合
    • 日本人はデータがあまり好きではない?
  • スポーツアナリティクス
    • 競技力の向上を目的としている
    • スポーツアナリティクスが浸透しているのは、プロの一部のみ
  • スポーツメディア
    • ライトな人を意識したコンテンツを提供せざるを得なくなる
    • 可処分時間の奪い合いがエンターテイメント市場
    • スポーツアナリティクスをメディアとして伝え続けるのは、難しい

スポーツ x ITの可能性

  • パーソナルメディア(SmartNewsやNewsPicksのようなメディア
    • 全方位に言い方や伝え方を変えられるメディア
  • スタッツからプロセスへ
    • スタッツで比較すると、クリスティアーノ・ロナウドは少年サッカーで100ゴール決められる選手より、凄くないことになってしまう
    • アスリートのKPIが決まれば、どうすればアスリートに出来るのか、明確に出来る
  • プロセスデータは一般化していく
    • トップアスリート:レーダーや映像解析を使って抽出
    • アマチュア含めた一部のアスリート:ウェアラブル端末を使った身体データの抽出(イマココ)
    • 全てのスポーツ競技者:スマホアプリやスポーツ用品にウェアラブルデバイス機能が搭載される
    • プロセスデータからスポーツアナリティクスでKPIが抽出される→育成やエンジョイの競技者まで広く認識される→ティーチングの改革とコーチングの資格化→エンターテインメントで受け入れられる内容の高度化、データ権利料の高騰→エンターテイメント市場の拡大
  • 黒船の存在
    • IT放送がテレビをデバイスする時代、キラーコンテンツはスポーツ
    • スポーツの有料チャンネル市場が活性化する
    • スポーツアナリストがスポーツを解説する時代がくる

最後に

  • 進化するスポーツギア
  • 活性化するスポーツメディア
  • オンラインティーチング
  • 有資格者コーチング競技レベルの向上

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