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スポーツでもっと楽しい未来を作る

スポーツアナリティクスの未来を拓く。(渡辺啓太(日本スポーツアナリスト協会代表理事/日本バレーボール協会戦略担当チーフアナリスト)受講メモ

   

2014年12月21日に開催された、「スポーツアナリティクスジャパン2014(SAJ2014)」というカンファレンスに行ってきました。スポーツに関するデータや数値を分析する「スポーツアナリティクス」。この聞き慣れない領域が欧米のスポーツ界で今、大きな存在感を示し始めています。そして、この波は間違いなく日本スポーツ界にもやってきています。SAJ2014は、スポーツアナリティクスに関する日本で初めてのカンファレンスです。

今回は、日本スポーツアナリスト協会代表で、日本バレーボール協会戦略担当チーフアナリストを務める渡辺啓太さんの講演「スポーツアナリティクスの未来を拓く」の受講メモをご紹介します。

渡辺啓太さんは、日本女子バレーボールチームのアナリストを務め、2012年のロンドン五輪の銅メダル獲得に大きく貢献しました。全日本女子バレーチームは、チームのレギュラーを選ぶ際の指標や、目標数値にデータを取り入れています。試合に勝つために必要なパフォーマンスを数値化することで、チーム力の向上にもつなげており、データを提供するだけでなく、指導の現場に役立てるためのデータ活用にも、積極的に取り組んでいる方です。

全日本女子バレーチームの取り組み

  • バレーボールでデータが使用されるようになったのは、10年ほど前

2004年

  • ボランティアが支援し、機材は借り物、過去の映像もない、お金がない

2012年

  • メモリ内蔵型カメラの登場
  • ディレイ映像の配信、テキスト情報の集積
  • iPadの活用
  • 検索抽出型の映像閲覧が主流に
  • 専属+サポートアナリスト
  • ミーティングがコーチ手動で進行
  • 「情報では世界一を、情報をチームの武器に」

2016年

  • 代表選手選考のフローが変わった(例)
    1. リストが上がる
    2. データを提出(決定率と失点率)
    3. コーチが選んだ選手のマッピング
    4. 主観を先行して、客観的な事実で証明する
  • コートの外にアナリストがいる
  • 選手が心拍計をつけて負荷を計る
  • ビデオを使った判定
  • 映像からパフォーマンスの自動認識
  • ウェアラブルカメラをつかった音声や目線データ
  • 「やれることはすべてやってみる」「非常識を常識に」「Players First」

スポーツアナリストの仕事

「収集→分析→提供」

  • スポーツは4つのパターンに分類される『球技型」「対戦型」「芸術型」「記録型」
  • レギュレーション、競技特性(バレーボールはボールが動いている時間は1時間程)、ルール、リソース(人、モノ、予算

アナリストの価値向上

  • 「絶対に必要」「なくてはならない!!」仕事に
  • 「職能の研鑽」「職域開発」「体系化」

SAJ2014が目指していること

  • 「競争」から「共創」へ
  • ひとつの価値をスポーツの価値へ

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