イギリスらしいコメディアニメ「ひつじのショーン」が面白い

「ひつじのショーン」というアニメをご存知でしょうか。「ひつじのショーン」は、羊のショーンや、牧羊犬のビッツァー、牧場主たちが、のどかな牧場を舞台に繰り広げるドタバタコメディで、NHK Eテレで毎週土曜日9:00から放送しているアニメです。我が家の子供たちは「ひつじのショーン」が大好きで、毎週必ず観ています。

コミカルな動きと軽妙なストーリー

「ひつじのショーン」は、「ウォレスとグルミット」を作ったイギリスの「アードマン・アニメーションズ」という制作スタジオが作っていて、ストップモーション」という静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かしカメラで撮影し、あたかもそれ自身が連続して動いているかのように見せる映画の撮影技術が使われています。

登場人物は喋らず、声は擬音のみなのですが、ストップモーションとは思えないコミカルな動きと、軽妙なストーリー展開が面白くて、最後には必ずクスっと笑わせてくれる大人でも十分楽しめるアニメーションです。

日本で配給しているのは「スタジオジブリ」

「ひつじのショーン」を日本で配給しているのが、あのスタジオジブリです。「アードマン・アニメーションズ」は、粘土を使った「ストップモーション」のアニメを作るスタジオとして、世界中から高い支持を集めているのですが、宮﨑駿さんがアードマン・アニメーションズを訪問した時に制作スタイルに感銘を受けたのが、交流が始まったきっかけだそうです。

作品に現れている「イギリスらしさ」

「ひつじのショーン」を観ていると、作品にイギリスらしさを感じるところが2つあります。

1つは、舞台設定です。舞台はのどかな牧場なのですが、イギリスは郊外に行くと、ひつじのショーンの舞台になっているようなのどかな田園風景が広がっています。こうした、イギリスのどこにでもある風景を元に、作られた作品が「ひつじのショーン」なのです。

もう1つは、言葉を使わない「サイレントコメディー」という手法です。パントマイムユニット「が~まるちょば」がBBCで冠番組を持っていたことがあることからも、イギリスはサイレントコメディーに対して、凄く理解がある国だと思いますし、だからこそ「ひつじのショーン」のような作品が生まれたのだと思います。

こうしたイギリスらしさが作品に反映されているからこそ、「ひつじのショーン」は誰が観ても面白い独特の作品になっているのだと思います。

観たことがない人は、ぜひ観てください。

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