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新入社員よ。仕事を覚える前に、仕事道具を大事にしよう。

   

昨日から、僕が勤務している職場でも新入社員が研修を終えて配属されてきました。期待に胸膨らまして社会人生活をスタートさせた新入社員に、僕のような人間が言えることがあるとすれば、どんなことだろうか。そんなことを考えていた時、ふとこんなことが思い浮かびました。

靴を磨く男

僕は出勤前に必ず靴を磨きます。ブラシで汚れを落として、汚れ落としのクリームを塗って、最後に艶が出るクリームを塗ります。先日「プロフェッショナル-仕事の流儀-」でジョエル・ロブションのメートルドテル(サービス)を務める”世界一のメートルドテル”宮崎辰さんも、職場に出る前に必ず靴を磨くのだそうで、観ていてひとり嬉しくなりました。

宮崎辰さんは「靴を磨くのは女性にとって、化粧を塗るようなもの」と言っていましたが、確かにそうかもしれません。しかし、僕が靴を磨くのは、そんな理由ではありません。僕が靴を毎日磨くのは、自分が使っている道具を大切に使いたいからです。ピカピカに磨き上げることで、新品のようなコンディションで長く履くことが出来ます。また、自分自身大切にしていると、靴自体にも愛着が生まれてきます。自分で気に入って買ったものなので、できるだけ長く使いたい。そういう思いが、毎朝靴を磨かせているのだと思います。

技術を磨く前に道具を磨く

イチローは、野球少年から「どうしたら野球がうまくなるのか」という質問に、「まず自分の道具を大切にしてください。練習が終わったら、グラブやスパイクを磨いてください」と答えているのだそうです。法隆寺や薬師寺などの寺社仏閣を担当した宮大工の小川三夫さんは、師匠の西岡常一さんの元に弟子入りした後、最初に教わったことは、かんなやのみを「研ぐ」ことだったそうです。「研ぐ」ことがきちんとできないと、現場でいい仕事をすることができないというのです。

現代の仕事は、道具を使って行う仕事がほとんどです。道具をどう扱うか、ということは仕事を効果的に進める上で身につけるべきスキルだと思いますが、教えてくれる人はいません。でも、一般常識や仕事に必要な知識と同じくらい、仕事道具をどう扱うのかということは、重要だと僕は思います。

靴を磨くことでわかること・身につくこと

でも、新入社員がいくら待っていても、そんなことを教えてくれる先輩はほとんどいません。そんな新入社員のみなさんは、まず自分が毎日履いていく靴を出勤前に磨くようにしてはいかがでしょうか。靴も大切な仕事道具のうちです。面倒くさいと思うかもしれませんが、続けていると物を大切にする気持ちが身についてきます。また、靴を磨いていると自分自身の気持ちが不思議と落ち着くような気分になることがあります。

「足元見られる」なんて言葉があるように、人は意外とどんな靴を履いているか見ています。高い志に向かって努力するためにも、足元のことからまずは始めてみてはいかがでしょうか。

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