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2015年シーズンの川崎フロンターレのMVPは谷口彰悟!

      2016/05/05

谷口彰悟

2015年シーズンの川崎フロンターレのMVPを選べと言われたら、多くの人は3年連続得点王を獲得した大久保嘉人を選ぶでしょう。あるいは、1年目からリーグ戦8ゴールを記録し、ゴールを決める度に、「なぜ、そこに」と敵も味方もサポーターも思ったエウシーニョを選ぶ人も多いかもしれません。あるいは、第3GKからついにスタメンの座を掴んだ新井章太を選ぶ人もいるかもしれません。

でも、僕は誰か1人を選べと言われたら、迷わずに谷口彰悟を選びます。2015年シーズンの谷口は、リーグ戦、ナビスコカップ、天皇杯といった公式戦全試合フルタイム出場。しかもイエローカードはなし。そしてイケメン。途中交代は親善試合のドルトムント戦のみ。センターバック、ボランチと複数のポジションで高いレベルのプレーを披露する谷口を観ていると、彼がプロ2年目の選手であることを忘れてしまいそうです。

谷口がミスしたら終わりだった2015年シーズン

2015年シーズンは、谷口がいなかったら、もっともっと大変なシーズンになっていたと思います。新たに獲得した角田は、シーズン途中で清水エスパルスに移籍。GKはシーズン途中で西部から新井に交代。フォーメーションも、試合ごとに変わり、時に試合中に変わる。DFに怪我人が多く、一緒に出場する選手も試合ごとに変わる。こんな状況でも、コンスタントによいプレーをする谷口がいたから、川崎フロンターレは6位でシーズンを終えることが出来たのだと、僕は思います。

だから、2015年シーズンの失点シーンを振り返ると、谷口が競り負けていたり、ミスをした時、失点に繋がっていることが多いのです。セカンドステージ第15節の横浜F・マリノス戦は、フリーキックの場面でファビオに競り負け失点。続く第16節の浦和レッズ戦では、足を滑らせ、興梠にループシュートを決められて、失点。天皇杯4回戦のガンバ大阪戦では、パトリックにドリブルで振り切られた後、大森にシュートを決められて、失点。谷口が振り切られたら終わり。そんな場面を今年何度も観ました。

ただ、川崎フロンターレのDFはただでさえ難しい状況での守備を強いられています。攻撃に人数をかけているため、攻め込まれる場面ではカウンターが多く、数的同数、もしくは数的不利な状況で、相手の攻撃を止めることが求められます。他のチームのDFよりは、求められる守備のレベルが高いのです。川崎フロンターレのDFは、谷口だけでなく、武岡、小宮山、車屋といった選手たちは、今シーズン本当によいプレーをしていたと思います。その事をサポーターは、よく分かっていたのだと思います。だから、谷口が失点に絡んでも、彼を批判する人は少なかったのだと思います。ただ、2016年シーズンも谷口に頼りっきりになるわけにはいきません。

来年の谷口に求められるリーダーとしてのプレー

来年の谷口に求められるのは、守備のリーダーとしてのプレーです。2014年シーズンはルーキーでしたので、まずはチームに慣れることを考えていればよい立場でした。2015年シーズンは角田が守備のリーダーを務める予定だったので、谷口は角田に合わせる立場でした。しかし、2016年シーズンは、谷口がリーダーとして、チームを引っ張る立場になるのです。新しく加入する選手や、経験の少ない選手を、谷口が引っ張る立場になるのです。

リーダーとしてのプレーが求められるのは、谷口だけではありません。小林、大島といったプレーヤーにも、2016年シーズンはリーダーとしてチームを引っ張るプレーが求められます。中村も36歳、大久保も34歳。いつまでもこの2人に頼ってはいられません(と昨年も書きました)。

谷口がリーダーとして振る舞う資格は、2015年シーズンで十分備えたと思います。失点しても下を向かず、唇を噛み締めてプレーする谷口の姿を、2015年シーズンは何度も観ました。川崎フロンターレというチームに突きつけられる守備が課題という意見に、最も悔しい思いをしながら向き合ってきたのが、谷口だと思います。2016年シーズンは、唇を噛みしめる谷口ではなく、相手を見下ろすようにプレーする谷口が観たいと、僕は思います。谷口が相手を見下ろすようにプレー出来たら、川崎フロンターレは初めてのタイトルを手にしているはずです。

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